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OpenAIは年間数兆円規模の損失を出していることが流出した財務文書で明らかに


ChatGPTを開発するOpenAIは2026年6月に新規株式公開(IPO)に向けた登録届出書の草案を証券取引委員会に提出したことを明かしています。そんな中、新たに流出した財務書類から、OpenAIは急速に収益を伸ばしている一方でそれ以上に巨額の支出をしており、数兆円規模の損失を出していることが判明しました。

Exclusive: OpenAI Losses Increased Nearly 8X in 2025, With Spending Hitting $34 Billion
https://www.wheresyoured.at/exclusive-openai-financials/

Leaked financial docs show OpenAI is losing billions of dollars a year - Ars Technica
https://arstechnica.com/ai/2026/06/leaked-financial-docs-show-openai-is-losing-billions-of-dollars-a-year/

独立系ジャーナリストのエド・ジトロン氏が入手した監査済みの財務諸表によると、OpenAIの報告収益は2024年の37億ドル(約6000億円)から2025年には130億7000万ドル(約2兆円)に増加したとのこと。また、同じ文書を検証したフィナンシャル・タイムズは、OpenAIの月間収益が2025年末までに20億ドル(約3200億円)近くに達したと報じており、OpenAIの売上ペースが年間を通じて成長し続けたことを示唆しています。


一方で、OpenAIは2024年の研究開発費に78億1000万ドル(約1兆2500億円)、販売・マーケティングに11億1000万ドル(約1780億円)、一般管理費に9億700万ドル(約145億円)と、年間の総営業費用および支出額が124億8000万ドル(約2兆円)にのぼり、利息収入や利息費用などの追加要因を含めた会社に帰属する純損失は50億9000万ドル(約8170億円)となったことが財務諸表から明らかになっています。

さらに、売上高が130億7000万ドルまで成長した2025年は、研究開発費の191億8000万ドル(約3兆円)を含む415億5000万ドル(約6兆6400億円)に及ぶ営業費用などを計上し、その結果純損失は603億5000万ドル(約9兆7000億円)となりました。これを「非支配株主資本に起因する純損失」「償還可能な非支配持分に起因する純損失」による費用を差し引くことで、2025年にOpenAIに起因する純損失は385億ドル(約6兆円)と計算されています。


OpenAIの利益率がマイナスであることは以前から報じられており、関係者によると、同社は予想収益が1250億ドル(約18兆7000億円)を超える2029年までキャッシュフローが黒字になるとは予想していないとのことです。

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営業赤字の額だけ見ると、2024年から2025年に3倍近くまで増加しています。一方で、売上高に対する割合で見ると、2024年の営業赤字は237%だったのに対し、2025年は160%とわずかに改善していることも指摘されています。

また、2025年にOpenAIに起因する純損失は385億ドルとされていますが、フィナンシャルタイムズが「事情に詳しい人物」から聞いた内容によると、この純損失には営利企業が事業を主導していく形態へ転換する方針をOpenAIが表明した際に変動した投資家評価に関連する多額の会計費用が含まれているそうです。この一時的な費用は約300億ドルであり、これを除くとOpenAIの2025年の純損失は2024年から1.5倍程度の80億ドル(約1兆2000億円)となります。

OpenAIは2026年6月8日に新規株式公開(IPO)に向けた登録届出書の草案を証券取引委員会に提出したことを明かしています。「非公開企業としての方が容易に実現できる事項もあるため、しばらく時間がかかるかもしれません」とOpenAIは述べており、上場時期についてはまだ決定していませんが、今後収益性の改善やコストの削減に方針を転換する可能性があります。

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なお、OpenAIはIPOに向けた草案を「機密扱い」として非公開で提出しており、今回報じられた財務情報については、メディアの取材に対してOpenAIはコメントを控えています。

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in AI, Posted by log1e_dh

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