「肥満になるのが最も危険な時期」はいつなのか?

肥満は高血圧や心血管疾患、2型糖尿病、さまざまながんといった疾患のリスクを高め、死亡リスクを上昇させる健康問題です。新たな研究により、「肥満になるのが最も危険な人生の時期」が明らかになりました。
Weight trajectories and obesity onset between 17 and 60 years of age, and cause-specific mortality: the Obesity and Disease Development Sweden (ODDS) pooled cohort study - eClinicalMedicine
https://www.thelancet.com/journals/eclinm/article/PIIS2589-5370(26)00117-3/
Early weight gain can have lifelong consequences | Lund University
https://www.lunduniversity.lu.se/article/early-weight-gain-can-have-lifelong-consequences
Scientists Identify The Most Dangerous Time in Life to Gain Weight : ScienceAlert
https://www.sciencealert.com/scientists-identify-the-most-dangerous-time-in-life-to-gain-weight
以前から肥満がさまざまな疾患のリスクを高めることは知られていましたが、時間経過に伴う体重の推移と特定の死因の関連性を調べた研究は不足しているとのこと。そこでスウェーデンのルンド大学で疫学准教授を務めるターニャ・ストックス氏らの研究チームは、成人期における体重変化が健康に及ぼす影響について調査しました。
研究にはさまざまなデータベースを通じて追跡された60万人以上のデータを利用しました。被験者らは妊娠初期や徴兵時、研究参加時などのタイミングで、17~60歳の間に少なくとも3回の客観的な体重測定記録があったとのこと。

研究チームは17~60歳の体重変化と、それが全体的な死亡率やさまざまな肥満関連疾患による死亡率とどのように関連しているのかを分析しました。肥満の発症は体重と身長に基づいたボディマス指数(BMI)が初めて「30」を超えた時点と定義され、追跡期間中に男性が8万6673人、女性が2万9076人死亡しました。
・関連記事
小麦や米などの炭水化物豊富な食品ばかりを食べると摂取カロリーが同じでも体重と脂肪が増加する可能性 - GIGAZINE
肥満の人は「もう十分食べた」というシグナルに脳が反応する能力が損なわれ減量後も回復しないことが明らかに - GIGAZINE
脂肪細胞が持つ「肥満だった頃の記憶」がリバウンドの原因になっている可能性 - GIGAZINE
なぜ肥満の人に「食べる量を減らして運動を増やせ」とアドバイスしても失敗するのか?肥満危機にどう対処するべきなのか? - GIGAZINE
肥満の人は感染症で入院したり死亡したりするリスクが高いという研究結果 - GIGAZINE
高カロリーな食事をたった5日間続けただけで「肥満になりやすい脳」になってしまうという研究結果 - GIGAZINE
子どもの頃に肥満だった男性はペニスが短い傾向があるという研究結果 - GIGAZINE
身長や体重だけでなく代謝も考慮した「代謝BMI」が通常のBMIではわからない健康リスクを明らかに - GIGAZINE
身長と体重だけで求めるBMIは肥満を表わす数値には向いていない、ではどうやって肥満を示すべきなのか? - GIGAZINE
・関連コンテンツ
in 無料メンバー, サイエンス, Posted by log1h_ik
You can read the machine translated English article When is the most dangerous time to becom….








