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X(旧Twitter)の製品責任者が転載コンテンツやクリックベイトで稼ぐアカウントへの支払いを削減すると宣言


X(旧Twitter)やInstagarmなどのSNSではさまざまな画像や動画が流れてきますが、拡散されている投稿者と元のコンテンツ作成者が異なることもあります。Xの製品責任者であるニキータ・ビア氏が、他人のコンテンツの転載やクリックベイトで稼いでいるアカウントへの報酬支払いを削減すると述べました。


X says it’s reducing payments to clickbait accounts | TechCrunch
https://techcrunch.com/2026/04/12/x-says-its-reducing-payments-to-clickbait-accounts/

X Cuts Off Money for Conservative Influencers - Newsweek
https://www.newsweek.com/x-conservative-influencers-demonitized-ai-11810362

2026年4月10日に保守系インフルエンサーのDom Lucre(ドミニク・マギー)氏が、Xの収益化が一時停止されてしまったことを報告しました。マギー氏は2020年のアメリカ大統領選挙に関連した陰謀論を投稿して人気を博した人物で、他者が作成したり別のプラットフォームで公開されたりしたコンテンツを転載し、多くのインプレッションを獲得しています。2025年のニューヨーク・タイムズの記事では年間5万5000ドル(約880万円)をXで稼いでいると語っています。


このマギー氏の投稿に対してインフルエンサーのアンジェラ・ベルカミノ氏は、マギー氏の収益化が停止されたため、かつては15分に1回は投稿されていた転載コンテンツがなくなったと指摘。「収益化がなくなると『コンテンツクリエイター』たちがあっという間に姿を消すのは面白いですね」と述べ、収益化の停止を喜ぶようなポストをしました。


このポストにXの製品責任者を務めるビア氏が返信し、「今のサイクルで、すべてのアグリゲーターの報酬は60%に引き下げられました。次のサイクルでは、さらに20%の削減を実施します」と述べ、他人のコンテンツを収集・転載して稼ぐアカウントへの収益分配を減らしていると明言しています。

さらにビア氏は、虚偽や誇大広告で注目を集めるクリックベイトにも厳しい姿勢を示しています。ビア氏は「事態は明白です。毎日100件もの盗用リポストやクリックベイトでタイムラインを埋め尽くす行為は、真のクリエイターを締め出して新規作家の成長を阻害しています。次の措置として、投稿のたびに『BREAKING』という文言を使用する常習的なクリックベイト投稿者に対し、恒久的な報酬減額を適用します。Xは表現の自由やリーチを侵害することは決してありませんが、プログラムやユーザーを悪用する行為に対しては一切の報酬を支払いません」と述べました。

マギー氏はビア氏の投稿を引用し、自分はほとんど「BREAKING」という文言を使っておらず、投稿はあくまでニュースであると主張。Xの方針は「Xでコンテンツを作る目的がない人々」の声に耳を傾けたものであり、それは良い結果にならないだろうと批判しています。なお、マギー氏のポストに対しては、わずか1週間で90回以上も「BREAKING」という文言を使っているとのコミュニティノートが付いています。


ビア氏は前日の投稿でもクリエイターへの報酬支払いサイクルについて言及。「今回のクリエイターへの報酬支払いサイクルでは、コンテンツのオリジナル作成者を特定するための新しいツールを試験的に導入し、収益の一部を彼らに分配しています」「リポストやコメントは今後もXの中核をなす要素であり続けますが、当社の収益分配プログラムはタイムラインに新たな価値をもたらす、オリジナルで質の高いコンテンツを促進するものです。つまり、単にコンテンツを広く拡散させた投稿者だけでなく、コンテンツを制作する労力そのものに報いるのです。これこそがより豊かなタイムラインを構築し、Xが世界で最も価値のあるプラットフォームであり続けるための方法です」と述べていました。

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in ネットサービス, Posted by log1h_ik

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