レビュー

無料でオープンソースの動画編集アプリ「Kdenlive」レビュー、Windows・macOS・Linuxで動作可能


Kdenlive」は無料で使えるオープンソースのノンリニア動画編集ソフトウェアです。動画のカットやエフェクト、字幕の追加、色編集などが可能で、Windows・Linux・macOSで利用できます。

Kdenlive - Free and Open Source Video Editor
https://kdenlive.org/

Kdenliveの公式サイトにアクセスして「Download」をクリック。


インストーラーをダウンロードします。今回はWindows版をダウンロードするため、Windowsの「Installable」をクリック。インストーラーはEXE形式で、ファイルサイズは118MBです。


ダウンロードしたインストーラーを起動します。「Next」をクリック。


「Next」をクリック。


インストール先を指定して「Next」をクリックします。


「Install」をクリック。


インストールが完了したら「Finish」をクリックします。


インストールしたKdenliveを起動するとこんな感じ。


編集したい動画をドラッグ&ドロップします。


読み込むと動画素材のプロファイルが作成されるので「続行」をクリック。


基本はメディア欄にある動画をタイムライン上にドラッグ&ドロップして並べるだけでOK。


タイムラインの上にあるツールでタイムライン上の動画を移動させたりカットしたりが可能。


テロップを追加するには、上部メニューから「プロジェクト」を選んで「タイトル・クリップを追加」を選択。


タイトルクリップの編集画面が表示されます。文字を入力して設定することで、タイトルクリップを編集できます。右下の「Create Title」をクリップすると、タイトルクリップを作成可能。


こんな感じでタイトルクリップをタイムラインに追加します。


右上のメニューから「オーディオ」を選択するとオーディオ編集が可能。


「効果」でエフェクトを選択できます。必要な効果を左のウィンドウから選び、タイムライン上のクリップにドラッグ&ドロップすればOK。


クリップを選択すると、エフェクトの設定画面が表示されます。


「色」では色編集が可能。


タイムラインを書き出すには「プロジェクト」から「レンダリング」を選択します。


レンダリングの編集ウィンドウでは、一番上の「Output file」から編集先のディレクトリとファイル名を設定し、「Presets」でレンダリング設定を選択すればOK。さらに「More options」にチェックを入れると、詳しい設定が可能。すべての設定が終わったら、「Render to File」をクリック。


設定通りに動画が書き出されます。KdenliveはAdobe Premiere ProやDaVinci Resolvemと同じようにタイムライン型の動画編集ソフトで、シンプルなインターフェースが特徴。一部ですが日本語にも対応しており、WindowsだけでなくmacOSやLinuxでも利用可能なのがポイントです。クセはあるもののUIや操作感はAdobe Premiere Proに近いので、無料の代替ソフトウェアとしての活躍が期待できます。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
動画編集ソフト「Adobe Premiere」のiPhone版をAdobeがリリースしたので実際に使ってみた、一般的な編集は無料だがAI生成機能には課金が必要 - GIGAZINE

無料であらゆる動画の字幕を自動で文字起こし・修正・編集・翻訳ができるオープンソースの字幕エディター「Subtitle Edit」を使ってみた - GIGAZINE

無料でAIによる動画生成&編集がウェブブラウザ上で可能なオープンソースエディターツール「AI Video Starting Kit」が登場 - GIGAZINE

ゆっくり解説動画を一瞬で作れるAIアプリ「NoLang」の使い方まとめ - GIGAZINE

完全無料&ブラウザ上で動画編集やアニメ制作が可能なAfter Effectsっぽいウェブアプリ「PIKIMOV」 - GIGAZINE

in ソフトウェア,   レビュー, Posted by log1i_yk

You can read the machine translated English article Review of the free and open-source video….