ソフトウェア

「Blender 5.0」が登場、HDR対応やカラーマネジメント強化など新機能多数


2025年11月18日、無料の3D作成ソフトウェア「Blender」のバージョン5.0がリリースされました。HDRと広色域カラーへの対応など、多数の機能強化が施されています。

5.0 — Blender
https://www.blender.org/download/releases/5-0/

What's New in Blender 5.0! Official Overview - YouTube


Blender 5.0では、画像と動画の両方でHDRと広色域カラーを表示・エクスポートできるようになりました。Rec.2100-PQおよびRec.2100-HLGのカラーグレーディングに使用できます。また、「Blendファイル ワーキングカラースペース」という作業スペースが追加され、リニアRec.2020およびACEScgのサポートにより、マテリアル、ライト、合成においてより広い色域を使用可能となり、一般的なACESワークフローに従うことが可能になりました。


カラー管理の強化として、以下の機能が追加されています。
・新規「表示用に変換」ノード
・ブラシとパレットの色がシーンリニアに対応
・カラーピッカーに新規「リニア/知覚的」切り替え機能
・ツールチップに表示方法、ビュー、カラースペースの説明を追加

また、空模様を表現するSky Textureノードが複数の散乱をサポートするようになり、よりリアルな効果を実現できるようになりました。タイルなどの放射状テクスチャを簡単に作成できるRadial Tilingノードも追加されています。Multiresolution(マルチレゾリューション)モディファイアーを使用するメッシュからのベイク処理も、Blender 5.0で大幅に改善されました。


加えて、Blender 4.2 LTSで導入された誘電体薄膜によって生じる虹彩効果が、メタリックな物体でもサポートされるようになりました。


グリースペンシルでは、ポイントごとに異なるコーナータイプを設定できるようになりました。


動画のシーケンサーも改善されています。以前は、シーケンサーは現在アクティブなシーンに紐付けられていましたが、Blender 5.0ではシーケンサーに別のシーンを選択できるようになり、マルチシーンワークフローが可能になります。


全体的な動作の改善として、すべてのバックエンドでマテリアルのコンパイルが大幅に高速化されました。これにより起動速度と全体的な操作性が向上します。NVIDIAおよびVulkanバックエンドを使用した設定では、Blender 4.5 LTSと比較して最大4倍の高速化を実現しています。


そのほか、数百のバグ修正、コードのクリーンアップ、リファクタリングも行われました。すべての変更箇所は以下のページから確認できます。

Blender 5.0 Release Notes - Blender Developer Documentation
https://developer.blender.org/docs/release_notes/5.0/

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in ソフトウェア, Posted by log1p_kr

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