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海外メディアの選ぶ「史上最悪のポケモン10選」、不名誉過ぎるワースト1位になったポケモンは?


海外ゲームメディアのPolygonが、独断と偏見で「史上最悪のポケモン10選」を選出しています。Polygonは「あなたのお気に入りポケモンを選出してしまっている場合、謝罪します」と記しているように、あくまで独断と偏見により選出されたリストである点には留意が必要です。

The 10 worst Pokémon of all time
https://www.polygon.com/worst-pokemon/


記事作成時点でポケットモンスター公式のポケモンずかんに掲載されているポケモンの数は1025体です。そんな大量のポケモンの中には全くファンがいないポケモンもいることが調査により明らかになっています。

Pokémon LEGENDS Z-A」の登場によりポケモン人気が高まる中、Polygonはあえて「史上最悪のポケモン」 を10体選出しました。

◆10位:アンノーン


Polygonはアンノーンについて、「まずは物議を醸すであろうポケモンから始めましょう。理論上、アルファベットの文字(および!と?)を象徴するポケモンが28種類もいるなんて、最高にクールです。でも、ゲームにおいては意味が異なってきます。これを全部集めたいとは思いません」と言及。

さらに、ポケモン図鑑を完全コンプリートしたいという完璧主義者にとって、アンノーンが登場するシリーズは悪夢であると指摘。実際、28種類のアンノーンすべてをゲットするのは「本当に骨が折れます」とPolygonは指摘しています。パズルをクリアしたり、文字ごとに異なる場所や部屋を探したり、あるいは単に交換でしか入手できないというケースもあります。各アンノーンの色違いをゲットしたいとなれば、なおさらです。「アンノーンはステータスが低く、わざも1つしか使えないため、バトルでは全くと言っていいほど役に立ちません。頼むよ、ゲームフリークさん、次世代タイトルではアンノーンの進化を出してください」とPolygonは主張しました。

◆9位:ミミロップ


Polygonはミミロップを9位に選出した理由を、「ミミロップはファンのせいで最悪のポケモンのひとつとなってしまいました。ポケモンに欲情するのは止めましょう。ミミロップはノーマルタイプだし、バトルでも特に強いわけではありません」と説明しています。

◆8位:ムックル


Polygonはムックルを8位に選出した理由を、「ほとんどの世代のポケモンで、ポッポのようなポケモンが登場します。これは各シリーズの序盤に出会う、あまり強くないひこうタイプのポケモンです。残念ながら、ムックルはその中でも最悪で、とにかく退屈です。ポッポもこのランキングに入ることができるかもしれませんが、進化のピジョットはとてもクールです。この理論で行くとマメパトも同様(に進化のケンホロウがクール)です。『Pokémon LEGENDS Z-A』で登場するヤヤコマは、ほのおタイプに進化するという特殊性があります。ツツケラドデカバシに進化し、これは歴代のポケモンの中でもトップ10にランクインするのに値します。そのため、ムックルは申し訳ないのですがつまらないです。ムックルの最終進化であるムクホークは他の最終進化にかないません。同じ第4世代ポケモンでビッパよりもムックルを選ぶ人はいないでしょう」と説明しています。

◆7位:ベロベルト


ベロベルトは第一世代ポケモンのベロリンガの進化として驚きをもたらし、映画「名探偵ピカチュウ」での登場も笑えると指摘しています。

しかし、「どうしてベロベルトの舌はあんなに硬いの?そしてどどうしてお腹にWi-Fiマークがあるの?どうしてエルヴィス・プレスリー風のリーゼントなの?と、ベロベルトに関する謎は尽きません。また、海外での名称が『Lickilicky』と、ジャッジ・リンダーのミームである点も謎です」とPolygonは指摘しました。

◆6位:ミルタンク


ミルタンクは「ポケットモンスター 金・銀」で登場するジムリーダー・アカネのパートナーポケモンとして知られています。「ポケットモンスター 金・銀」において、ミルタンクはそれまで登場したどのポケモンよりもはるかに倒すのが難しく、レベルも高く、ステータスもとてつもなく高いとPolygonは指摘。また、アカネのミルタンクはわざ構成も「ころがる」「ふみつけ」「ミルクのみ」「メロメロ」とスキのないものになっています。そのため、Polygonは「最近のポケモンは少し簡単過ぎる気がしますが、アカネのミルタンクはその逆を行き過ぎていました」と指摘。

◆5位:アクジキング


アクジキングについて、Polygonは「ビジュアル的にはかなりクールで、それはすべてのウルトラビーストに言えることではありません。しかし、正直に言うと『Guzzlord』(アクジキングの海外名称)という名前は痛いです。もしもポケモンが実在していて、バトルに出る際に毎回『行け、Guzzlord!』と叫ばなければいけなかったとしたら、想像できますか?」と記しています。

◆4位:ハギギシリ


Polygonはハギギシリを他の魚ポケモンと比較し、「魚系のポケモンにはクールな見た目のポケモンが多くいますが、ハギギシリはまさにバカげた見た目です。アズマオウキバニアジーランスバスラオといった魚ポケモンと比べてください。コイキングでさえ、ギャラドスに進化する前から、はるかに優れたデザインをしています。ハギギシリはまるでうっかり絵具をこぼしてしまい、何も知らない魚にかかってしまったような見た目で、ガソリンの水たまりで時々見られるカラフルな輝きをほうふつとさせます」と評しました。

◆3位:クレッフィ


「クレッフィ、バニリッチヤブクロンは似たもの同士ですが、バニリッチとヤブクロンは許容範囲内ですが、クレッフィは『家財道具をポケモンにしよう』というアイデアの最悪の事例」とPolygonは指摘。バトルでは悪くないものの、デザインがあまりにも平凡で、進化もしないため手持ちのポケモンに入れてもあまり楽しくないと指摘しました。

◆2位:オンバット


Polygonは元々「史上最悪のポケモン10選」にズバットを入れようと思っていたそうで、その理由は「おつきみやまや洞窟などで出現し、滅茶苦茶うっとうしい」だそうです。

同じような境遇にあるオンバットは、それだけでなく進化するのにレベルを48まで上げる必要があり、かなり長い間、弱いままの状態で戦う必要があるとPolygonは指摘。また、オンバットが進化してもわざ構成が期待外れであるとのこと。そのため、Polygonは「ズバット2.0は本当に必要ありませんでした」としています。

◆1位:サーフゴー


最悪のポケモンに選出されたサーフゴーについて、Polygonは簡潔に「ただの太いさけるチーズです。これ以上言う必要はあるでしょうか?」と記しています。

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in ゲーム, Posted by logu_ii

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