ついにAndroid版Photoshopのベータ版が登場、無料でAIによる画像生成やレイヤー編集を利用可能

2025年6月3日(火)に、Adobeが画像編集アプリ「Photoshop」のAndroid版をリリースしました。記事作成時点ではべータ版の扱いで、無料でレイヤーを用いた画像編集機能やAIによる画像生成機能を利用できます。すでに日本でもダウンロード可能だったので実際に使ってみました。
Adobe Photoshop Android版が登場
https://blog.adobe.com/jp/publish/2025/06/04/cc-photoshop-arrives-on-android
Android版Photoshopのベータ版は以下のリンク先で配布されています。
Adobe Photoshop(ベータ版) - Google Play のアプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.adobe.photoshop.retail

インストールして起動すると、AdobeかGoogle、Appleのアカウントを用いてログインするように求められます。

ログインするとホーム画面が表示されました。中央の「写真から」をタップすると既存の写真を編集することが可能。また、「空白の新規カンバス」をタップすると画像をイチから作成でき、「Adobe Stockから」をタップするとAdobe Stock上の素材を用いて画像を作成できます。

編集画面では空白のレイヤーを追加したり、調整レイヤーを追加して非破壊編集を実行したりできます。

色相と彩度の編集画面はこんな感じ。「画像内の黄色い部分だけ明るくする」といったように編集対象の色を指定することもできます。

さらに、Adobe製画像生成AI「Firefly」を使って画像内にAI生成コンテンツを追加することも可能。

AIを活用して「空を選択して、夕暮れに置き換える」といった操作も実行できます。

また、新規カンバスを作成して画像全体をAIで生成することもできます。

Android版Photoshopは記事作成時点ではベータ版の段階で、ベータテスト期間中はすべての機能を無料で利用可能。ベータテストの終了時期は未定です。
なお、iOS版のPhotoshopは2025年2月にリリースされています。
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