Amazonが「中東のAWSデータセンターがドローン攻撃を受けた」と認める、中東リージョンの運用は「予測不可能」な状況が続く

AmazonのクラウドサービスであるAmazon Web Services(AWS)が、2026年3月1日にアラブ首長国連邦(UAE)とバーレーンにある3カ所の施設がドローン攻撃を受け、物理的損傷が発生したと報告しました。
Amazon says drone strikes damaged 3 facilities in UAE and Bahrain
https://www.cnbc.com/2026/03/02/amazon-says-drone-strikes-damaged-3-facilities-in-uae-and-bahrain.html

現地時間の2026年2月28日早朝、イスラエルがアメリカとの共同作戦でイランへの先制攻撃を実施。イランの最高指導者であるアリ・ハメネイ師が殺害されたほか、報復攻撃を行うイランのミサイルがイスラエルの住宅地に着弾して少なくとも9人が死亡したほか、UAEやクウェートなどでも死者が出るなど被害が拡大しています。
イスラエルがイランへ先制攻撃を実施、アメリカとの共同作戦 - GIGAZINE

そんな中、3月1日にはUAEにあるAWSのデータセンターにおいて「物体の衝突」があり、火災が発生して電力供給がストップしたことが報じられました。
Amazonのクラウド「AWS」のUAEにあるデータセンターで障害が発生、イランの報復攻撃に関係か - GIGAZINE

当初からイランの報復攻撃に関係するのではとみられていたこの件について、AWSは公式にドローン攻撃によるものであることを認めました。
AWSのヘルスダッシュボードを見ると、3月2日16時19分(太平洋標準時)の更新で「中東で紛争が続いているため、両地域(UAEとバーレーン)ともドローン攻撃によるインフラへの物理的な影響を受けています。UAEでは当社の2つの施設が直接攻撃を受け、バーレーンでは当社の1つの施設付近におけるドローン攻撃によりインフラに物理的な影響が出ました」と記されています。
一連のドローン攻撃によってデータセンターは構造的な損傷を受けており、インフラへの電力供給が中断されたほか、場合によっては消火活動が必要になったことで水による被害も生じたとAWSは報告しています。
データセンターの損傷により、AWSの仮想サーバー構築サービスであるEC2やストレージサービスのS3、データベースサービスのDynamoDBなどが、エラー率の上昇や可用性の低下といった影響を受けました。
AWSは影響を受けたデータセンターの物理インフラの復旧作業と並行して、基盤となる施設が完全にオンラインに戻ることを前提としない、複数のソフトウェアべースの復旧にも取り組んでいます。特にS3とDynamoDBを復旧することで幅広いAWSサービスの復旧が可能になるため、これらの復旧に重点を置いているとのこと。
AWSはヘルスダッシュボードの声明で、「これらの施設の復旧に取り組んでいる一方で、中東地域で紛争が続いているため、中東全体の運用環境は依然として予測不可能な状況にあります。中東でワークロードを運用しているお客様は今すぐデータのバックアップを行い、ワークロードを代替のAWSリージョンに移行することをご検討いただくことをお勧めします」と述べました。
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in メモ, Posted by log1h_ik
You can read the machine translated English article Amazon acknowledges that AWS data center….






