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AppleがGoogleのGeminiを使う複数年契約を締結、イーロン・マスクは「不当な権利の集中」と非難


AppleとGoogleがGeminiの使用に関する複数年の契約を結んだことが明らかになりました。この契約によってiPhoneやMacのAIシステム「Apple Intelligence」にGeminiが採用され、2026年中に登場予定の次世代SiriにもGeminiが搭載されることとなります。

Joint statement from Google and Apple
https://blog.google/company-news/inside-google/company-announcements/joint-statement-google-apple/

Apple Intelligenceはローカルで動作するAIのほかにサードパーティー製のAIも使えるように設計されており、記事作成時点では「Siriに対して難しい質問をする」や「カメラに写る物の詳細を調べる」といった操作でChatGPTを使うことができます。


Appleは以前からGeminiを採用することに前向きな姿勢を見せており、2024年6月11日のApple Intelligence発表直後にソフトウェアエンジニアリング担当シニアバイスプレジデントであるクレイグ・フェデリギ氏が「将来的にはGoogleのGeminiなど、さまざまなAIモデルとApple製品の統合を実施する」と発言していました。また、Googleのスンダー・ピチャイCEOも2025年5月に「ティム・クック氏はGoogleのAI技術の進化計画やロードマップを理解しようとしており、その一環としてGeminiアプリの配信についても話し合いました」と述べていました。

そして、日本時間の2026年1月13日にGoogleが「Appleと数年にわたる契約を締結した」と発表しました。この契約により、Geminiを基盤とした次世代Apple Intelligenceが開発されるほか、2026年中に登場予定の次世代SiriにもGeminiが搭載されることとなります。また、Appleはユーザーのプライバシーを保護しつつ高度なAI機能を提供するためにプライバシー特化型のクラウドコンピューティング技術「Private Cloud Compute」を展開しているのですが、Apple Intelligenceに搭載されるGeminiもPrivate Cloud Compute上で動作することが明言されています。


なお、Grokを開発するxAIのイーロン・マスクCEOはAppleとGoogleの発表を受けて「GoogleがAndroidとChromeを所持していることを考えると、これは権力の不当な集中に思える」とポストしています。

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in AI, Posted by log1o_hf

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