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Boseがワイヤレススピーカー・SoundTouch向けクラウドサービス終了で技術仕様を公開しオープンソース化


Boseが、家庭用ワイヤレススピーカー・SoundTouchシリーズ向けに展開してきたクラウドサービスを2026年に終了します。終了にあたって、2026年5月に最終アップデートが行われ、各種機能がクラウドを経由せずローカルで利用できるようになるほか、SoundTouch対応ツールや機能の開発ができるようオープンソース化されています。

SoundTouch Cloud Service Ending | What It Means for You | Bose
https://www.bose.com/soundtouch-end-of-life


SoundTouchクラウドサービスの終了 | サービス終了による影響 | ボーズ
https://www.bose.co.jp/ja_jp/landing_pages/soundtouch-eol.html


Bose open-sources its SoundTouch home theater smart speakers ahead of end-of-life - Ars Technica
https://arstechnica.com/gadgets/2026/01/bose-open-sources-its-soundtouch-home-theater-smart-speakers-ahead-of-eol/

「SoundTouch」は音響メーカーのBoseが展開する家庭用ワイヤレススピーカーファミリーの名称で、アプリを使用して複数のスピーカーを管理し、家全体で同じ音楽を再生したり、部屋ごとに異なる音楽を再生したりすることが可能でした。

Bose SoundTouch - Google Play のアプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.bose.soundtouch&hl=ja


2025年10月にサービスは2026年2月18日をもって終了することが発表されましたが、質問・意見などが寄せられた結果、移行のサポートのため終了時期は2026年5月6日に延期されました。

Boseによると、サービス終了日の2026年5月6日にアップデートが配信され、「音楽サービスアプリからのダイレクトストリーミング再生(Bluetooth・AirPlay・Spotify Connect・AUX経由)」「システムのセットアップと構成」「リモコン機能(再生・停止・スキップ・音量)」「複数のスピーカーのグループ化」について、クラウドを経由することなくローカルで機能を利用できるようになるとのこと。


ただし、「プリセット」「SoundTouchアプリでの音楽サービスの検索と再生」は利用できなくなります。また、セキュリティとソフトウェアのアップデートも行われなくなるため、信頼できるプライベートネットワークでの利用が推奨されています。

サービス終了に伴う変更点や操作方法の案内は、以下のガイダンスPDFにまとめられています。

SoundTouch End-of-Service Guidance
(PDFファイル)https://assets.bosecreative.com/m/3429b5c624f9f6e5/original/SoundTouch_End_of_Service_Walkthrough_Step_By_Step_Guidance.pdf


なお、BoseはSoundTouch対応ツールや機能を独立した開発者が作成できるように、「Bose SoundTouch Web API」の技術仕様ドキュメントを公開しています。

BOSE SOUNDTOUCH WEB API Bose Corporation Version 1.0
(PDFファイル)https://assets.bosecreative.com/m/496577402d128874/original/SoundTouch-Web-API.pdf


ニュースサイトのArs TechnicaはBoseのSoundTouchへの対応を「慈悲深い終焉」と表現。製品が動く限りサポートするのが理想であるものの、技術が新しくなっていく中で古い端末を生き残らせていくのはコスト的に難しい点があったり、そもそもユーザーの買い替え意欲を減退させて自分の首を絞めることになったりするため、現実的には難しい対応であるという認識を示しました。その上で、すでに製品を購入したユーザーが可能な限り多くの機能を使いながら楽しみ続けられるようにオープンソース化するのが、スマートデバイスメーカーが製品販売終了前に最低限行うことであり、今回のBoseのような措置が一般的になるべきだと提言しています。

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in ハードウェア,   ソフトウェア, Posted by logc_nt

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