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AmazonがFire TVのUIを刷新、さらに額縁型の壁掛け薄型4Kテレビ「Amazon Ember Artline」を発表


Amazonがアメリカのラスベガスで開催されているコンピューター見本市「CES 2026」で、Fire TVのホーム画面を大幅に刷新し、画面をより整理して見やすくしつつ、操作レスポンスも改善すると発表しました。さらに絵画の額縁のような壁掛け可能な薄型テレビ「Amazon Ember Artline」も併せて発表されたほか、生成AIアシスタントのAlexa+にウェブブラウザからアクセスできるウェブ版も公開されています。

Amazon unveils Fire TV upgrade and debuts Ember Artline lifestyle TV
https://www.aboutamazon.com/news/devices/new-fire-tv-upgrades-features-2026

Talk to Alexa in your browser with new AI assistant on Alexa.com
https://www.aboutamazon.com/news/devices/alexa-plus-web-ai-assistant

Fire TVの新しいUIはよりすっきりとした見た目で高速、かつ整理されたデザインとなっており、その外観はGoogle TVと非常によく似ています。視覚面では現代的なデザインが採用され、レイアウトの改善、角の丸み、配色グラデーションの刷新、タイポグラフィの更新、そして間隔の最適化が行われました。


機能面では、基盤となるコードを書き直したことで、操作スピードが従来に比べて20%から30%向上したとのこと。また、これまでは6個だったホーム画面のピン留めアプリ数が、20個へと大幅に増加。画面上部のナビゲーションは、映画、テレビ番組、ライブ、スポーツ、ニュースといった分かりやすいカテゴリーに簡素化されています。

検索ボタンはホームタブの左側に配置されました。新しいライブTVタブでは、サービスに組み込まれたライブ配信だけでなく、契約している放送やケーブルテレビのコンテンツも整理して表示されます。スポーツセクションでは、現在放送中のライブ試合や今後の予定に素早くアクセス可能です。また、おすすめの映画や番組を表示する列や無料配信リスト、トップリストなどを通じて、新しいコンテンツを容易に発見できるようになっています。


操作性が向上した部分としては、リモコンのホームボタンを長押しすることでショートカットパネルが表示されるようになりました。このパネルからは、ディスプレイやオーディオの設定、スリープタイマー、アクセシビリティ機能に加えて、接続されたRingカメラの映像確認やスマートホームデバイスの管理が即座に行えるとのこと。これにより、視聴を中断することなく、画面の明るさ調整や来客確認が可能になります。

また、リモコンのメニューボタンからはゲームやアート&フォト、アンビエントエクスペリエンスに直接アクセスできます。さらに、生成AIを搭載したAlexa+が体験のあらゆる部分に統合されており、好みの俳優や監督に基づいた推薦を受けられるほか、特定のシーンへのスキップ、ウォッチリストへの追加、スマートホームの操作などが可能です。


この新しいUIは、アメリカにおいて2026年2月からFire TV Stick 4K Plusや第2世代のFire TV Stick 4K Maxなどのデバイスを対象に順次展開される予定です。

Amazon Ember ArtlineはAmazon初のスマートテレビで、反射を抑えてアートや写真が美しく見えるように設計されたマット仕上げの4K QLEDディスプレイを搭載し、本体の厚みはわずか1.5インチ(約3.8cm)という極めて薄いデザイン。最大輝度は450ニトで、Dolby VisionやHDR10+、Wi-Fi 6をサポートしています。


また、Amazon Ember Artlineは部屋のスタイルや色に合わせて外観を自在にカスタマイズできることが最大の特徴。額縁風の外枠は簡単に付け替えが可能な磁石式フレームで、ウォールナット、アッシュ、チーク、ブラックオーク、マットホワイト、ミッドナイトブルー、フィグ、ペールゴールド、グラファイト、シルバーの10色が用意されています。


最新のAI技術も統合されており、テレビを設置する部屋の写真を最大4枚撮影することで、その部屋のスタイルや装飾に最適なアート作品をAIがパーソナライズして推奨する機能が搭載されています。また、人が部屋に出入りしたことを検知してアンビエント(Ambient)機能を自動的にオンまたはオフにしたり、内蔵マイクでAlexa+と自然に対話し、特定の家族旅行の写真を表示させたりスライドショーを作成したりすることも可能だとのこと。


Amazon Ember Artlineは55インチと65インチの2サイズが展開される予定で、価格は899ドル(約13万5000円)から。2026年春にアメリカ、カナダ、ドイツ、イギリスで販売が開始される予定です。

加えて、AmazonはAlexa+にブラウザからアクセスできる「Alexa.com」を公開しました。Alexa+は生成AIを搭載したAIアシスタントで、Expediaを通じた旅行の計画や、YelpやOpenTableを利用したレストランの予約、さらには家事代行サービスのAngiや決済サービスのSquareなど、数万の外部サービスと連携しています。記事作成時点では一部のユーザーのみアーリーアクセス可能で、アメリカやイギリスを含む地域で順次拡大する予定。将来的にはプライム会員向けの特典、あるいは個別のサブスクリプションプランとして用意されるそうです。

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in AI,   ハードウェア,   ソフトウェア,   ネットサービス, Posted by log1i_yk

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