ディズニーが次世代ロボット「オラフ」を発表

ディズニーが、アニメーション映画「アナと雪の女王」に登場するキャラクター「オラフ」を表現した次世代ロボットキャラクターを発表しました。間もなくディズニーパークでデビューする予定です。
Walt Disney Imagineering Debuts Next-Generation Robotic Character, Olaf - Disney Parks Blog
https://disneyparksblog.com/disney-experiences/robotic-olaf-marks-new-era-of-disney-innovation/

ロボット・オラフは、動きから見た目まで、あらゆる仕草が映画の中のオラフに見えるよう設計されたロボットです。
ディズニーパークでは既に「スター・ウォーズ」のキャラクターを表現したロボット「BDXドロイド」が稼働しており、ディズニーにロボットの知見自体はあったのですが、角張ったBDXドロイドとは違い柔らかく豊かな表現力を持つオラフを表現するのははるかに大きな課題だったとのこと。
そこで、開発チームはオラフを可能な限り本物らしくするため、強化学習と呼ばれる人工知能技術を採用し、豊かな表現を実現したとのことです。オラフは他のロボットキャラクターの硬い外殻とは異なる動きをし、口や目、人参の鼻、腕を完全に可動させられるのが特徴で、最も重要なのは他者と会話できるという点だそうです。

ロボット・オラフは、ディズニーランド・パリの「ディズニー・アドベンチャー・ワールド」に間もなく登場する新アトラクション「アナと雪の女王の世界」内の「アレンデール・ベイ・ショー」と、香港ディズニーランド・リゾートの「アナと雪の女王の世界」で行われる期間限定スペシャル・アピアランスでお披露目される予定です。
ロボット・オラフを開発したウォルト・ディズニー・イマジニアリングは、「私たちのルーツはアニメーションにあります。ウォルト・ディズニーが手描き映画の先駆者となり、今日ではウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオとピクサー・アニメーション・スタジオがその伝統を受け継いでいます。ロボット・オラフは、アニメーターと緊密に連携し、あらゆる仕草がキャラクターの本質を反映するよう徹底しました。単なるアニメーションの再現ではなく、クリエイターたちの意図を忠実に再現することに注力しました」と述べました。
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in ハードウェア, Posted by log1p_kr
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