乗り物

Waymoのロボタクシーがアメリカ3都市で高速道路の利用を開始、サンノゼ・ミネタ国際空港もサービス対象に


サービス対象エリアをじわじわと拡大しているWaymoのロボタクシーが、サンフランシスコのベイエリアとロサンゼルス、フェニックスの区間で高速道路も利用できるようになりました。また、ベイエリアのサービス拠点をサンノゼにも置くことになり、新たにサンノゼ・ミネタ国際空港でもロボタクシーが利用可能になります。

Taking riders further, safely with freeways
https://waymo.com/blog/2025/11/taking-riders-further-safely-with-freeways


Waymo robotaxis are now giving rides on freeways in LA, San Francisco, and Phoenix | TechCrunch
https://techcrunch.com/2025/11/12/waymo-robotaxis-are-now-giving-rides-on-freeways-in-these-3-cities/


Waymo begins offering freeway robotaxi rides in 3 major markets
https://www.cnbc.com/2025/11/12/waymo-robotaxi-starts-freeway-highway-rides.html

Waymoは2020年、アリゾナ州フェニックスで自動運転車を用いたロボタクシー事業を開始して、カリフォルニア州などにサービス対象地域を広げています。


ただ、これまでは主に都市圏内を対象たサービス展開で、ロボタクシーが走るのは「下道」に限られていましたが、このたび、フェニックスからロサンゼルス、そしてサンフランシスコを横断する高速道路も走行するようになることが発表されました。

Waymoによると、これによって乗車時間が最大で50%短縮されるようになるとのこと。

また、高速道路も走るようになることで、サンフランシスコ・ベイエリアの広域都市圏同士を移動したり、ロサンゼルスとフェニックスの間で通勤したりと、新たな需要の掘り起こしが期待されています。

サンフランシスコ・ベイエリアでは拠点をサンノゼに置くことでサービス対象地域が拡大されることと、高速道路が利用可能になることにより、サンノゼ・ミネタ国際空港でもロボタクシーが使えるようになります。Waymoは2023年にフェニックス・スカイハーバー国際空港への乗り入れを果たしていて、2カ所目の空港ということになります。

Waymoのプロダクト・マネージャーであるヤコポ・サンナッツァロ氏によると、Waymoは10年以上かけて高速道路でのテストを行い、合流や車線を横切っていくバイクの存在、他の車両の横転事故など、一般的な事象から再現が困難な事象まで、いろいろなパターンで車両がどのように反応するかを判断するためのシミュレーションを重ねてきたとのことです。

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in 乗り物, Posted by logc_nt

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