「騒々しい広告」を禁止する法案にカリフォルニア州知事が署名、NetflixやYouTubeで視聴しているコンテンツよりも音量が大きくなるCMがアウト

カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事が、視聴中の映像よりも音量が大きくなるCMを規制する法案に署名しました。これにより、カリフォルニア州民はNetflixやYouTubeで予期しない大音量の広告が流れる事態を避けることができます。
No more loud commercials: Governor Newsom signs SB 576 | Governor of California
https://www.gov.ca.gov/2025/10/06/no-more-loud-commercials-governor-newsom-signs-sb-576/

California bans noisy ads on Netflix, YouTube, and other streamers | The Verge
https://www.theverge.com/news/794145/california-law-noisy-ad-volume-streaming-services
‘Dial it down’: California forces Netflix, Hulu to lower ad volume - POLITICO
https://www.politico.com/news/2025/10/06/dial-it-down-california-forces-netflix-hulu-to-lower-ad-volume-00595663
ニューサム知事が署名したSB 576法案(コマーシャル広告音量抑制法)は、もともとテレビ局向けに制定された法律で、広告映像の音量は放送されるコンテンツより大きくしてはならないと定めたものでした。新たに、この法律の対象がストリーミングサービスにも適用されることになりました。
これにより、Netflix、Hulu、Prime Video、YouTubeなどのストリーミングサービスで、コンテンツより大きい音量で広告を流すことが禁止されます。2026年7月以降に義務化される予定です。

この法案を起草したカリフォルニア州上院議員のトム・アンバーグ氏によると、法案のアイデアは、大音量の広告のせいで幼い娘のサマンサが起きてしまうと苦情を述べた州議会の責任者、ザック・ケラー氏からヒントを得たものだそうです。
アンバーグ上院議員は、「この法案は、赤ちゃんのサマンサちゃんと、赤ちゃんを寝かしつけたのに大音量の広告で苦労が台無しになってしまった全ての疲れ切った親たちに触発されたものです。広告の音量がコンテンツよりも大きくならないようにすることで、カリフォルニアの家庭に待望の静けさと安らぎをもたらします」と述べました。

この法案は、ディズニー、パラマウント、Netflixといったエンターテインメント業界を代表する映画協会(MPA)らから異議を唱えられていました。いわく、ストリーミングプラットフォームにはデバイスの音量設定を制御する能力がなく、ましてや何千もの広告主から提供される広告を一斉に規制することはできないとのことでした。
MPAの州政府関係担当者であるメリッサ・パタック氏は、「広告主が直接広告を販売する放送局やケーブルネットワークとは異なり、ストリーミング広告は複数の異なるソースから提供され、必ずしもストリーミングプラットフォームが制御できるとは限りません」と述べていました。
ところが、アンバーグ上院議員がストリーミングサービスを民間の訴訟から保護する法的条項を追加し、執行を州司法長官事務所に委ねたことを受け、MPAらは反対を取り下げました。
・関連記事
無料でゲットできる代わりに常時広告が表示される55インチ4K対応ダブルスクリーンテレビ「Telly」はどんなテレビなのか? - GIGAZINE
実在の俳優のレプリカをAI等で作ることがカリフォルニア州で法律違反になる - GIGAZINE
永久に利用できないデジタルコンテンツには「購入」ボタンを付けてはならない法律がカリフォルニア州で制定される - GIGAZINE
・関連コンテンツ
in ネットサービス, Posted by log1p_kr
You can read the machine translated English article California Governor signs bill banning '….







