Amazonのロボタクシー「Zoox」がラスベガスでサービス提供を開始

Amazon傘下の自動運転車開発企業のZooxが、ロボタクシー事業をラスベガスでスタートさせました。配車はiOSまたはAndroidのアプリで行い、乗車料金は無料。専用のロボタクシーで完全自動運転サービスを提供するのは世界初だとのことです。
Zoox robotaxi launches in Las Vegas | Zoox
https://zoox.com/journal/las-vegas/
Amazon launches its Zoox robotaxi service in Las Vegas | AP News
https://apnews.com/article/amazon-zoox-robotaxis-las-vegas-bd5cb24602fb16243efcba05c7fe518f
Amazon's Zoox jumps into U.S. robotaxi race with Las Vegas launch
https://www.cnbc.com/2025/09/10/amazons-zoox-jumps-into-us-robotaxi-race-with-las-vegas-launch-.html
Amazon Just Launched Its Zoox Robotaxis In Las Vegas And We Took A Ride - YouTube

Zooxがどんなロボタクシーなのかを端的に示す15秒の動画が公開されています。
Zoox is live in Las Vegas! - YouTube

Zooxの特徴の1つは、一般的な自動車とは異なる専用車両を用いているところです。運転席も、運転に用いるハンドルやペダルもないので、横から見るとほぼ左右対称のデザインとなっています。

車内はシートが向かい合わせで配置されていて、1つのボックス席のようになっています。

Zooxのアイシャ・エヴァンスCEOは「自動運転車の業界は今年、目覚ましい進歩を遂げ、より安全でアクセスしやすいモビリティの未来に近づきました。ラスベガスは忘れられない瞬間が有名な街で、お披露目には理想的な場所です。すべての配車を楽しい体験にすることを目標にしています」と語りました。
利用時はiOSアプリまたはAndroidアプリで配車を依頼します。ホテル「リゾートワールドラスベガス」とアミューズメント施設「AREA15」には専用発着場が設けられ、Zooxのコンシェルジュが待機しているとのこと。利用料金は無料です。

サービスはまずはラスベガスの一部エリアを対象にスタートし、次はサンフランシスコでのサービス開始を目指しているとのことです。
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