毎秒1TBでの超高速通信をサポートする「PCIe 8.0」の暫定仕様が公開される

PC周辺機器の接続規格「PCI Express(PCIe)」の仕様策定団体であるPCI-SIGが、「PCI Express 8.0(PCIe 8.0)」の暫定仕様を2025年8月5日(火)に公開しました。PCIe 8.0では最大1TB/秒での通信がサポートされます。
PCI-SIG® Announces PCI Express® 8.0 Specification to Reach 256.0 GT/s
https://www.businesswire.com/news/home/20250805675479/en/PCI-SIG-Announces-PCI-Express-8.0-Specification-to-Reach-256.0-GTs

PCIe規格はアップデートのたびに双方向転送速度が倍増しており、PCIe 8.0ではついに双方向転送速度が1TB/sに達します。また、データレート(ビットレート)も前世代から倍増して256GT/sとなります。

レーン構成と転送速度の対応表が以下。16レーン構成で1TB/sの転送速度を実現可能で、AI処理などの高速転送が求められる用途に対応できるとアピールされています。

また、PCIe 8.0では「新たなコネクタ技術」や「帯域幅を改善するプロトコル拡張機能」が検討されるほか、レイテンシの低さや信頼性の高さにも焦点が当てられます。PCI-SIGは今後も仕様の検討を続け、2028年に最終仕様を確定する計画です。
#PCISIG announces #PCIe 8.0 specification to reach 256.0 GT/s and is targeted for release to members by 2028. View the list of planned features > https://t.co/Ee12sHp8ux pic.twitter.com/ytNwUHa45N
— PCI-SIG (@pci_sig) August 5, 2025
なお、記事作成時点ではPCIe 5.0に対応したSSDが広く販売されるようになっており、NVIDIAのGeForce RTX 50シリーズやAMDのRadeon RX 9000 シリーズもPCIe 5.0に対応しています。しかし、PCIe 6.0に対応した一般顧客向け製品は今のところ存在しておらず、PCIe 7.0の仕様は2025年7月に確定したばかりです。このため、PCIe 8.0に対応した製品を使えるようになるのはかなり先のこととなりそうです。
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in ハードウェア, Posted by log1o_hf
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