ついにAmazonが100万台目のロボットを倉庫に配備、新たな生成AI基盤モデル「DeepFleet」も導入しロボット全体の移動時間が10%短縮されよりスマートで効率的に

Amazonが100万台目となるロボットを自社倉庫に配備したことを発表しました。さらに、Amazonはこの大量のロボットをスマートに稼働させるための新しい生成AI基盤モデル「DeepFleet」も発表しています。なお、Amazonにとって100万台目となるロボットは、日本のフルフィルメントセンターに納入されました。
Amazon deploys over 1 million robots and launches new AI foundation model
https://www.aboutamazon.com/news/operations/amazon-million-robots-ai-foundation-model
Exclusive | Amazon Is on the Cusp of Using More Robots Than Humans in Its Warehouses - WSJ
https://www.wsj.com/tech/amazon-warehouse-robots-automation-942b814f
Amazon tops 1 million robots: Here’s what they do – GeekWire
https://www.geekwire.com/2025/amazons-robot-workforce-hits-1-million-heres-what-they-all-do/
Amazonは世界中に300以上の拠点を保有しており、ここで商品の配送や管理にロボットを活用しています。Amazonが自社拠点に導入しているロボットの台数が、ついに100万台に到達したことが明らかになりました。ウォール・ストリート・ジャーナルによると、この「100万」という数字はAmazonの拠点で働く人間の労働者とほぼ同数だそうです。なお、Amazonが世界中に保有する配送拠点の75%がロボットの支援を受けているとのこと。
さらに、Amazonは大量のロボットをスマートかつ効率的に運用するために設計した新しい生成AI基盤モデルの「DeepFleet」も発表しています。DeepFleetはフルフィルメントネットワーク全体にわたるロボットの移動を調整し、ロボット全体の移動時間を10%短縮することで、より迅速かつ低コストに顧客に荷物を届けることが可能になるとAmazonは主張しました。
DeepFleetは混雑した道路を走る車で溢れかえる都市のための、インテリジェントな交通管理システムとして誕生しました。スマートな交通システムがドライバーの待ち時間を短縮し、より良いルートを提供するのと同様に、DeepFleetはフルフィルメントセンター内で稼働するロボットの動きを調整し、移動を最適化します。これにより、ロボットによる渋滞が緩和され、経路がより効率的になり、顧客の注文処理が迅速化されます。

DeepFleetは、Amazonの拠点における在庫移動に関する豊富で広範なデータセットと、Amazon SageMakerを含むAWSツールを活用して構築されており、ロボットの運用効率を根本から変革します。DeepFleetの導入により、より多くの商品を顧客に近い場所に保管できるようになり、配送の迅速化とコスト削減も可能となります。また、時間の経過とともにAIモデルをトレーニングし、改善していくため、ロボットの連携を最適化するための新たな方法を継続的に発見していくことも可能です。
Amazonの拠点で運用されているロボットは、2012年に導入された「倉庫内の在庫棚を移動させるロボット」からスタートしました。記事作成時点でAmazonは従業員の業務を簡素化し、安全性を高め、業務効率を向上させるために設計された多種多様なロボットを運用しています。
なお、Amazonが自社拠点で運用しているロボットは以下の11種類です。
Hercules:グループの長年の主力ロボットであるこのロボットは、棚ユニット全体を作業員のところまで移動し、歩行を減らしてアイテムのピッキングを高速化します。

Pegasus:コンベアトップを備えた車輪付きユニットで、フルフィルメントセンター間でパッケージを効率的に移動するために使用されます。

Proteus:Amazon初の完全自律型移動ロボット。人と一緒に倉庫内を安全に移動可能。
Amazonがルートを自分で決めて障害物も避けられる運搬ロボット「Proteus」を発表 - GIGAZINE

Vulcan:力覚センサーとAIを使用して触覚でアイテムを操作し、反復作業による負担を軽減することができるロボット。
Amazonが触覚を持つ倉庫用ロボット「Vulcan」を発表 - GIGAZINE

Digit:Agility Roboticsが開発した二足歩行ロボット。トレーラーの荷降ろしなどの将来的な役割を想定してテスト中。
Sequoia:移動ロボット・ガントリーシステム・ロボットアーム・人間工学に基づいた従業員用ワークステーションをひとまとめにし、在庫をコンテナ化して管理するロボットシステム。
Amazonが自社倉庫に新ロボットの「Sequoia」と「Digit」を導入し在庫の特定を最大75%・注文処理を最大25%高速化することに成功 - GIGAZINE

Robin:視覚と吸引力を使用してシステム間でパッケージを仕分けおよび転送するロボットアーム。

Cardinal:重い荷物を持ち上げて配送カートに載せるロボットワークステーションアーム。

Sparrow:吸盤とコンピュータービジョンを使用してトートバッグから個々のアイテムをピックアップする多関節ロボットアーム。

Titan:より大きく、より強力なバージョンのHercules 。よりかさばる、重い在庫を移動するために使用されます。

Xanthus:交換可能なアタッチメントによりさまざまな倉庫作業に適応できるモジュール式移動ロボットプラットフォーム。
Amazon’s Newest Robots Mean New Jobs | Amazon News - YouTube

なお、Amazon以外にスーパーマーケットチェーンのCompany Shopが自社倉庫にロボットとAIを導入し、効率が劇的に向上したことを発表しています。
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