無事に完成した万博のインドパビリオンで非常にハイレベルなインド料理を食べてきた

大阪・関西万博のインドパビリオンは万博の開幕までに開館できず、開幕から2週間以上遅れた2025年5月1日に開館しました。そんなインドパビリオンではかなりハイクオリティなインド料理を楽しめます。
EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト
https://www.expo2025.or.jp/
ITPO -worldexpo 2025
https://www.indiatradefair.com/knowledge/details/worldexpo2025/Expo_ITPO_sidebar
インドパビリオンは大屋根リングの内側の西寄りに位置しています。全体マップだと以下の赤枠で囲った部分で、番号は「C17」が割り当てられています。

大阪・関西万博の開幕4日前の2025年4月9日に撮影したインドパビリオンの様子が以下。あと4日で開幕ですが、まだ工事中でした。

大屋根リングの上から撮影した工事中のインドパビリオン。

これは、開幕から5日目の2025年4月17日に撮影したインドパビリオンの写真です。この時には外観の工事はほぼ完了したものの、中には入れませんでした。

その後、インドパビリオンは2025年5月に正式オープンしました。2025年6月24日に訪れた際も元気に営業していました。

建物の傍らには合焦する手のモニュメントが設置されています。

インドパビリオンは予約不要で入場できます。今回は運よく並ぶことなく中に入れました。内部はシナモンっぽい香りが漂っています。

インドの工芸品が数多く並んでいます。

高速鉄道や人工衛星といった最新技術の展示もありました。

お土産コーナーでは笛やブレスレットなど色んな小物が売られています。

出口にはインド料理のテイクアウトコーナーが設けられていて、パビリオン内に向かって待機列が伸びていました。パビリオンによっては飲食物販売エリアが完全に別枠になっている場合もありますが、インドパビリオンの場合は出口に併設されているため、一度展示エリアを通ってから列に並ぶ必要があります。

というわけで、インド料理テイクアウトの列に並びます。

メニューはこんな感じ。日本でもよく見かける「タンドリーチキン」や「シークケバブ」のほかに、「チョーレとライス」や「パラクパニールとライス」といった珍しい食べ物もラインナップされています。

マンゴーラッシーやマサラチャイもあります。さらに、インドから輸入したというマンゴーも売られていました。

20人弱が並んでいましたが、約6分で自分の番が回ってきました。今回は「チキンビリアーニ(税込2000円)」と「チョーレとライス(税込1500円)」を注文。

注文から数十秒で受け取れました。

大屋根リングの下のベンチに移動して食べます。

紙袋の中には食べ物が入った容器のほかに、木製スプーン2本とウェットティッシュ2枚が入っていました。

フタを開くとこんな感じ。どちらもお米たっぷりです。

まずは「チキンビリアーニ」から食べてみます。

米は長粒米で、べたつきのないパラパラした質感が特徴的。ビリアーニ(ビリヤニ)は店によってはベチャッとした食感になっている場合もありますが、このビリアーニはパラパラフワフワな食感に仕上がっています。米にはチキンのうまみが染み込んでいるほか、スパイスでピリ辛な味に仕上がっています。

チキンもゴロゴロ入っていました。梅雨の時期にとても蒸し暑かったのですが、ピリ辛な味付けが食欲を刺激してくれるので、パクパク食べ進められました。

次に「チョーレとライス」を食べてみます。

「チョーレとライス」の米もパラパラに炊き上がっています。

チョーレは「ひよこ豆をスパイシーでピリッとしたグレービーソースで煮込んだ」ものとのこと。最初の一口目を口に入れた瞬間は「あまり辛くないかも?」と思ったのですが、すぐにズーンと重く響く辛みがやってきて汗が噴き出してきました。辛い食べ物が得意な編集部員でも「けっこう辛いな」と感じるレベルの辛さなので、辛い食べ物が苦手な人は注意が必要です。もちろん、ただ辛いだけでなく、甘みやうまみも濃く感じられます。また、ひよこ豆は舌でつぶせるくらいの柔らかさまで煮込まれています。

甘辛なチョーレは米との相性バツグン。米がかなり多めに盛り付けられていて、チョーレもひよこ豆たっぷりなので、これ一品で満腹になれます。

なお、記事作成時点でまだ開館していないパビリオンは、ネパールパビリオンのみです。ネパールパビリオンは建設費の支払いが滞ったことによって工事が休止していましたが、2025年6月16日から工事が再開しており、2025年6月24日に訪れた際も工事が行われていました。

正面から見るとこんな感じ。開館時期は未定です。

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