ソフトウェア

WindowsのタスクマネージャーのCPU使用率がもっと正確に表示されるアップデートをMicrosoftがリリース


Microsoftが2025年2月28日に、Windows Insider向けの更新プログラム「KB5052090」をリリースしました。このアップデートでは、タスクマネージャー内で実際の周波数などに基づいた正確なCPU使用率を表示できるようになりました。

Announcing Windows 11 Insider Preview Build 26120.3360 (Dev and Beta Channels) | Windows Insider Blog
https://blogs.windows.com/windows-insider/2025/02/28/announcing-windows-11-insider-preview-build-26120-3360-dev-and-beta-channels/


Windows 11 Newest Update Will Change The Way CPU Utilization Is Calculated; Will Now Be Consistent With Third-Party Tools
https://wccftech.com/windows-11-newest-update-will-change-the-way-cpu-utilization-is-calculated/


Windows 11 Task Manager update will show accurate CPU utilization, align with industry standards | Tom's Hardware
https://www.tomshardware.com/software/windows/windows-11-task-manager-update-will-show-accurate-cpu-utilization-align-with-industry-standards

これまでのタスクマネージャーは、コンピューターの基本クロックからCPU使用率を算出しており、実際のCPU使用率よりも低くなることが批判されていました。また、動作を安定化させるために動作クロックの周波数を意図的に下げる「アンダークロック」を行った場合、実際のCPU使用率が100%に達していたとしてもタスクマネージャー上では「100%」と表示されることはありませんでした。


海外メディアのTom's Hardwareは「プロセッサの周波数を調整し、CPU使用率を気にするのに十分な知識があるユーザーは、Process Explorerなどのサードパーティー製の監視アプリをインストールしているため、こうしたタスクマネージャーの欠陥はこれまで見落とされていたのでしょう」と指摘しています。

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in ソフトウェア,   無料メンバー, Posted by log1r_ut

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