サイエンス

チンパンジーが「連れション」することが日本の研究で判明


学校の授業の合間や仕事の休憩中などに、友だちや同僚と同じタイミングでトイレに行くということはよくあります。チンパンジーの集団にも、この社会的な伝染性排尿、いわゆる「連れション」があることが明らかになりました。

Socially contagious urination in chimpanzees: Current Biology
https://www.cell.com/current-biology/fulltext/S0960-9822(24)01594-X

In chimpanzees, peeing is contagious | EurekAlert!
https://www.eurekalert.org/news-releases/1069719

チンパンジーにおける排尿の伝染 ―仲間がおしっこすると、つられておしっこする― 京都大学野生動物研究センター
https://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/ja/publications/EnaOnishi/Onishi2025-cb.html

「イタリアには『仲間と一緒に小便しない者は、泥棒かスパイである』ということわざがありますし、日本語では他の人と一緒に小用を足す行為を『連れション』と呼びます。このような行為は、何世紀にもわたって文化芸術の中で表現され、現代の社会的文脈にも現れ続けています」と指摘するのは、京都大学野生動物研究センターの博士課程学生である大西絵奈氏です。


大西氏と京都大学高等研究院の山本真也准教授(現:人と社会の未来研究院教授)らの研究グループは、 2025年1月20日付の科学誌・Current Biologyに掲載された論文で、人間の社会に広く見られる「伝染性排尿」が、ヒトに最も近い近縁種のひとつであるチンパンジーの間にも存在することを発表しました。

この研究では、飼育下のチンパンジー20頭を対象にのべ600時間超の観察を行い、合計で1328回の排尿を記録しました。チンパンジーは4つの群れにわかれており、性別の内訳はオス16頭とメス4頭でした。

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in 無料メンバー,   サイエンス,   生き物, Posted by log1l_ks

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