MicrosoftはAndroid版Xboxアプリから直接ゲームを購入する機能を構築済みも「ローンチはまだできない」と明かす

MicrosoftがAndroid版のXboxアプリでゲームを直接購入する機能を開発し、「すぐにでも配信できる状態」であることを明かしました。しかし、「ローンチはまだできない」とのことで、何がこれを妨げているのかをMicrosoftの幹部が説明しています。
Microsoft says it’s built an Xbox game store on Android but can’t launch it - The Verge
https://www.theverge.com/2024/11/27/24307867/microsoft-google-xbox-game-store-android-purchase-games

2024年10月、MicrosoftのコーポレートヴァイスプレジデントでありXbox部門の社長を務めるサラ・ボンド氏が、「2024年11月からAndroidのXboxアプリから直接Xboxのゲームを購入できるようになる」と語りました。これは2024年10月にGoogle対Epic Gamesの訴訟において「Google Playで配信されるアプリにおいて、Google公式のアプリ内課金機能であるGoogle Play Billingの使用を強制しないように」という判決が下されたためです。Google Play Billingの使用が強制されなくなれば、サードパーティーアプリ開発者は売上の一部を手数料としてGoogleに支払う必要がなくなります。
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しかし、11月が間もなく終わりを迎えるにもかかわらず、MicrosoftはまだXboxのゲームをアプリで購入できるようにはしていません。この理由について、ボンド氏が公式Blueskyアカウント上で説明しています。
「Xboxは、Xboxアプリから直接ゲームをプレイしたり購入したりできるようにするなど、プレイ方法やプレイ場所に関する選択肢をプレイヤーに与えたいと考えています」
「私は最近、他のアプリストアが消費者の需要に合わせて適応する一方で、アメリカのAndroidデバイス上のGoogle Playストアで最初にこれらの機能をアンロックするという当社の目標を共有しました」
「最近、裁判所が一時的な行政執行停止命令を下したため、現在、これらの機能を予定どおりに開始することができません。弊社のチームは機能を構築しており、裁判所が最終決定を下し次第、すぐに稼働できる状態です」
「私たちはこの機能をローンチして、プレイヤーにさらなる選択肢と柔軟性を提供することを熱望しています」
ボンド氏の語る「行政執行停止命令」は、Google対Epic Gamesの訴訟において、担当判事のジェームス・ドナート判事が2024年10月18日にGoogleの控訴差し止め要請を認めたことを指しています。
なお、Microsoftは数年前から独自のモバイルアプリストアを計画してきました。
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