スティーブン・スピルバーグ監督最新作は自身の半自伝映画「The Fabelmans」予告編も公開

「ジョーズ」「インディ・ジョーンズ」「E.T.」「ジュラシック・パーク」など数々の人気作を世に送り出してきたスティーブン・スピルバーグ監督による最新作、映画「The Fabelmans」の予告編が公開されました。「The Fabelmans」はスピルバーグ監督の幼少期のエピソードがベースとなった半自伝のような内容になっているとのことです。
The Fabelmans | Official Trailer [HD] - YouTube

予告編は母親から1台のカメラを手渡される少年・サミーの姿からスタート。

迫りくる機関車の模型


これを撮影し……

自身の手のひらの中で上映会を開催。カメラに夢中になる少年を背景に「映画は夢である。決して忘れない記憶」というナレーションが流れます。

物音がもれていたのか、母親が部屋にやってきます。

そして2人でサミー少年が撮影したフィルムを鑑賞。


「照明がすべての見え方を変える。我が家を見つけるのは難しい」というナレーション

「我が家は照明のない暗い家だ」と語る少年サミー

家の中では家族が楽しく過ごします。その中心にはピアノを弾く母親の姿。


「我が家では科学者VS芸術家よ」

映画に心を躍らせるサミーを横目に「サミーは私のチームの一員で、私に似ているわ」と母親が語ります。


時を経て青年となったサミーに、「どんな映画を撮ろう?」と語りかける友人。


気になるあの子も登場

幼少期からカメラを回していろんなものを撮りまくるサミー。

家族の日常を記録するだけでなく……

子どもながらにアイデアをめぐらせる様子も確認できます。

「あなたはサミーのすることが遊び心や想像力に富んでいることを否定するのよ。少しは励ます余裕もあるでしょうに」と対立する母親と父親。

しかし次のシーンではサミーの撮ったであろう映画を目にして惜しみない拍手を送る父親の姿が確認できます。


「彼女はコンサートピアノの奏者になるべきだったんだ。彼女が心に持っているものは、君が持っているものそのものだ」

父親の「何かを愛するだけじゃなく、それを大切にしなければいけないんだ。それは趣味よりも大切なものなんだ」という言葉に対し……

「趣味って言うのやめてくれる?」と反抗する青年・サミー。

「ママはサルを飼ったんだ!」

「なんでサルを飼ったんだ?」

その後も映画を撮り続けるサミー

「母さんからは無礼な言葉しか出てこない!」「私はあなたの母親よ!」

「家族・アート・人生!これらは君を真っ二つにする」

学校のロッカーの中に「JEWHOLE」と書かれたベーグルを発見し……

誰かを殴りつけます。

「映画を作るのをやめるんだ。お母さんの心が壊れてしまうよ」


「もうどうしたらいいかわからない」

「自分の心のままにしなさい」

「The Fabelmans」

脚本はスティーブン・スピルバーグとトニー・クシュナー、監督はスピルバーグが担当します。

アメリカでは2022年11月11日に上映開始ですが、日本での上映時期は未定です。

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