注ぎ口と茶こしが一体化して茶葉からお茶を淹れても手入れが簡単な「HARIO フタなしティーポット・クリア」を使ってみた

食後やティータイムの時間に、手軽にお茶を用意する場合にはティーバッグを使うという手もありますが、せっかく自分でお茶を淹れるならお気に入りの茶葉で淹れたお茶でほっと一息つきたいもの。しかし、茶こし付きの急須などでお茶を淹れると、細かい目に詰まった茶葉を取り除くのにひと苦労してしまいます。注ぎ口と茶こしが一体化したHARIOの「フタなしティーポット・クリア」を使うと、クリアな耐熱ガラス製容器で茶葉が開く様子を見ることができて、茶葉も詰まりにくく手入れも簡単とのことなので、実際に使ってみました。
フタなしティーポット・クリア - 耐熱ガラスのHARIO
https://www.hario.com/seihin/productdetail.php?product=FNC-45-T
◆外観
これが「フタなしティーポット・クリア」のパッケージです。

内容物は取扱説明書2冊と……

フィルター付き注ぎ口、パッキン、本体です。

「フタなしティーポット・クリア」には容量450mlの「FNC-45-T」と容量700mlの「FNC-70-T」がありますが、今回は容量450mlの方を選択。小型のタイプですが、本体の取っ手は男性でも指を4本入れる余裕があります。

本体のサイズを交通系ICカードと比べるとこんな感じ。

口の広さは、ちょうど交通系ICカードの長辺と同じくらいです。

耐熱ガラス製の本体には目盛りがありませんが、中ほどに300mlを示す印があるので、どのくらいお湯が入っているかの目安にすることができます。

「フタなしティーポット・クリア」は、名前のとおりフタがないことが最大の特長。PCT樹脂製の外付けの注ぎ口には、フィルターとなって茶葉などをこすことが可能な細かい穴があいています。

シリコンゴム製のパッキンは、こんな感じの形状をしています。

以下のように、注ぎ口の溝にはめて……

本体に取り付けて使用します。

◆実際に使ってみた
以下のムービーを見ると、実際に「フタなしティーポット・クリア」を使ってお茶を淹れている様子が一発で分かります。
HARIO の「フタなしティーポット・クリア」でお茶を淹れるとこんな感じ - YouTube

ぬるめのお湯を湯飲みに入れて、60度くらいになるまで冷まします。

次に、1人当たり3~4グラムの茶葉を「フタなしティーポット・クリア」に入れたら……

湯飲みの湯を注ぎ入れます。

注ぎ口を付けたら、お茶が出るまで待ちます。

お茶が出たら、濃さが均一になるように少しずつ湯飲みに注ぎます。

「フタなしティーポット・クリア」のフィルターはしっかりと茶葉をキャッチできるので、お茶のうまみが最も濃いといわれる最後の1滴まで淹れることが可能。

実際に「フタなしティーポット・クリア」で淹れたお茶はこんな感じ。わずかに茶葉のかけらが底に沈んでいますが、この程度ならまったく気にならないレベルです。

お茶は急須で淹れるのが一般的ですが、茶こし付きの急須で淹れると、茶葉やお湯の量によっては茶葉が完全に開かなかったり、湯につかりきらなかったりしてしまいます。

その点、ティーポットなら十分なスペースがあります。また、「フタなしティーポット・クリア」は本体が耐熱ガラス製なので、お茶の濃さや茶葉の開き具合を確認したり……

バラの花びら入りのハーブティーを淹れて、花びらが開いていく様子を目で楽しんだりすることもできます。

また、急須はフタに手を添えて両手で淹れなければなりませんが、「フタなしティーポット・クリア」は傾けてもフタが外れることがないので片手で楽に淹れることができます。ほんの少しの違いですが、よくお茶を淹れる習慣がある人にはうれしい点です。

「フタなしティーポット・クリア」は、お茶を飲んだ後の片付けが手軽なのもポイントです。

以下のムービーを再生すると、フィルターについた茶葉がほんの数秒水にさらしただけでとれている様子を見ることができます。
HARIOの「フタなしティーポット・クリア」は洗うのも楽 - YouTube

茶こしを使うと、茶葉を取るのが大変ですが……

「フタなしティーポット・クリア」は、注ぎ口のフィルターに上から水をかけるだけで……

茶葉がとれてしまいました。後は、パッキンを外して洗うだけで片付けが完了します。

本体には男性でもギリギリ手を入れることができるので、女性なら楽にスポンジで洗うことができます。

◆まとめ
HARIOの「フタなしティーポット・クリア」は、フタがないだけでなくフィルターと注ぎ口が一体化しているので、茶葉がくっついてしまって洗うのが大変な茶こしを使わなくても、茶葉から淹れたお茶を楽しむ事が可能なティーポットです。本体が耐熱ガラス製なので、ホットからアイスまで用途が広く、中のお茶が見えるため薄すぎたり濃すぎたりする心配もありません。
特に、部品数が3点と少なく片付けが楽なのは、お茶をよく淹れる人にはうれしいポイントだと感じました。

「フタなしティーポット・クリア」はHARIOの公式サイトから購入が可能で、価格は容量450mlのタイプが税込2200円、容量700mlのタイプが税込2750円です。
フタなしティーポット・クリア(FNC-45-T) - 耐熱ガラスのHARIO
https://www.hario.com/seihin/productdetail.php?product=FNC-45-T

フタなしティーポット・クリア(FNC-70-T) - 耐熱ガラスのHARIO
https://www.hario.com/seihin/productdetail.php?product=FNC-70-T

また、Amazon.co.jpでも取り扱われていて、記事作成時点での価格は容量450mlのタイプが税込2041円、容量700mlのタイプが税込2500円でした。
Amazon.co.jp : HARIO(ハリオ) フタなしティーポット・クリア 450ml FNC-45-T 実用容量:450ml : ホーム&キッチン

Amazon.co.jp : HARIO(ハリオ) フタなしティーポット クリア 700ml FNC-70-T : ホーム&キッチン

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in レビュー, 食, Posted by log1l_ks
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