チョコレートの中で花椒がしびれるキルフェボンの不思議な「フレッシュラズベリーとチョコレートムースのタルト」試食レビュー

マーボー豆腐を始めとする中華料理によく使われる花椒をきかせたチョコレートムースのタルトが、タルト専門店のキルフェボンから登場しています。ラズベリーとチョコレートという定番の組みあわせが花椒によってどんな風に変化するのか、実際にお店で食べて確かめてきました。
グランフロント大阪店限定 カフェ限定メニュー フレッシュラズベリーとチョコレートムースのタルトこだわりのタルト、ケーキのお店。 キルフェボン
http://www.quil-fait-bon.com/mtr/2019-11osaka.php
フレッシュラズベリーとチョコレートムースのタルトはグランフロント大阪店限定とのこと。ということで、グランフロント大阪に到着。

お昼前に到着したところ、カフェ・テイクアウト共に待ち列はなく、スムーズに席まで案内されました。

店内はクリスマスっぽい感じでデコレーションされており、案内された席のテーブルクロスも、モミの木柄でした。注文すると……

10分ほどでフレッシュラズベリーとチョコレートムースのタルト(税別990円)が到着。キルフェボンのタルトにはドリンクセットがないので、今回は単品でアールグレイの紅茶(税別500円)をあわせて注文しました。

タルトのセロファンを剥がすとこんな感じ。

タルトのサイズは全長123.8mmのiPhone SEと同じくらい。

高さはこのくらいです。

横から見ると、上からラズベリー、チョコ生クリーム、薄いスポンジ生地、チョコレートムース、チョコレート、タルト生地が層になっているのがわかります。

イートイン限定でスノーマンがトッピングされます。

ラズベリーの後ろには削ったチョコレート。

食べてみると、まず酸味のあるラズベリーとまろやかなチョコレートムースの甘さが広がります。ラズベリー×チョコレートという組みあわせ自体は珍しくないのですが、酸味と甘さが口の中で消えて行くのと入れ替わるようにして、チョコレートムースの下に敷かれたダークチョコレートのほろ苦さが感じられ、奥行きのある味わい。「ピリッと効いた花椒の刺激」があるとのことでしたが、ラズベリーとチョコが強いので、一口めに花椒の刺激はあまり感じず、言われなければ「少し不思議な香りが感じられるような……」という程度です。

ラズベリーにはベリーのソースがかかっていますが、この部分に花椒の香りは感じられず。花椒はチョコレートムースに加えられているようでした。

タルトを食べ続けていると、花椒を食べた時のような舌がしびれるような感覚が強くなってきます。チョコレート要素の強いタルトですが、花椒の後を引く香りがあるため全くくどさがなく、不思議とさわやかな後味です。どことなくチョコミントと通じるものがあります。

スノーマンはホワイトチョコレートでできていました。これが非常に甘く感じられたので、タルト自体は全体的に甘さが控えめのようです。

最下部のタルト生地は香ばしくサクサクの食感。1つのタルトの中にさまざまな味や食感が詰まっているので、変化を追いかけているうちにペロリと平らげてしまいました。

また花椒の香りはアールグレイの華やかさと非常に合っていました。

なお、店内のショーケースを見てみると……

フレッシュラズベリーとチョコレートムースのタルトは持ち帰りも可能ですが、イートイン優先の取扱いとなっており、13時の時点で既に持ちかえり分が終了していました。なお、スノーマンのチョコレートはイートインのみのトッピングとなっています。

フレッシュラズベリーとチョコレートムースのタルトは2019年12月19日(木)までの提供で、各日数量限定・なくなり次第終了となっています。
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in 試食, Posted by darkhorse_log
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