ダークで邪悪そのものなヴィラン・ヴェノムが主役のマーベル映画「ヴェノム」最新予告編公開

マーベル・コミックのスパイダーマンに登場する人気悪役(ヴィラン)であり、MARVEL VS. CAPCOMシリーズにも登場したあのヴェノムを主人公とした映画「ヴェノム」の最新予告編と日本版ポスターが公開されています。「最も残虐な悪 ヴェノム」と表現されるように、ダークな見た目と残虐な言動の数々はまさに邪悪そのものなのですが、なぜか心引かれる魅力を放ちまくっています。

映画『ヴェノム』予告2 （11月2日公開） - YouTube

「俺はエディ・ブロック」

「記者だ」と語るのが、主人公のエディ。演じるのは「マッドマックス 怒りのデス・ロード」で主人公のマックスを演じたトム・ハーディ。

「俺は追っている」

「政府が黙認する社会の闇を」というセリフと共に映し出されたカプセルの中では謎の物体がうごめきます。

そして、そのカプセルの前に立っているのは、エディが追いかける組織「ライフ財団」の創設者であるカールトン・ドレイク。演じるのはリズ・アーメッド。

「そして発見した」

「“最悪”なものを」

次の瞬間何かに襲われるエディ。

一心不乱に走って逃げるエディですが、どこからか何者かが語りかけてきます。

「“そいつ”は俺に寄生した」

次の瞬間、何かに寄生されて怪しく光るエディの瞳が映し出されます。

場面は変わり、ライフ財団のカールトンが被験者に何かを語りかけるシーン。

ライフ財団では、発見された地球外生命体「シンビオート」を人体に取り込むという人体実験が行われていました。

シンビオートに侵食される被験者。

しかし、カールトンはシンビオートを受け入れることで人類は進化を遂げると提唱しています。

ライフ財団の施設を調査する中でこのシンビオートに寄生されてしまったエディ。

自分の中に寄生した何かに向けて「何が目的だ？」と問いかけます。

次第に頭の中の何かが強力な存在へと変わっていき、ついにはガラスにヴェノムの姿が見えるようになってしまったエディ。

その瞬間、体が壁に張り付き……

頭の中から「今に分かる」という意味深な回答。

そして急に体から伸びる邪悪な何か。

「俺じゃない」というエディの言葉に反して……

豪快なパンチが繰り出されます。

さらにバイクに乗っていたところライフ財団の追っ手に捕まりそうになるエディ。

しかし、これも自分の意志とは関係なく動き回るシンビオートが撃退。

エディが「もう誰も傷つけるな」と忠告しますが……

シンビオートがその言葉を聞くはずもなし。

そしてついに、体内から何かが出てきて……

「いいかエディ。一つになれば」と言った瞬間……

折れた足が再生。

「俺たちは」

「何だってできる。最高だろ？」

この瞬間、シンビオートがエディの全身を覆い……

ヴェノムとなります。

そしてエディを狙う敵に対して「その目玉…肺…すい臓…」

「全部喰ってやる」と、映画の主人公とは思えない残虐な言葉を吐き捨てます。

そしてペロリ。

「あの力は」

「病みつきになる」というエディの言葉に対して……

「あなたどうかしてるわ」と返すのは、ヒロインのアン・ウェイング。演じるのはミシェル・ウィリアムズ。

また、エディのほかにもシンビオートに寄生されたと思しき女性の姿。

爆発に巻き込まれるエディ。

「死にたくないだろ」というヴェノムからの悪魔のささやき。

エディを取り囲むのは銃火器を装備した特殊部隊ですが……

これに向けて「頼むから近づくな」と、相手の身を案じてポツリ。

次の瞬間に特殊部隊が見た光景は。

「進化には」

「大いなる犠牲が伴う」

そしてついに姿を現した、ヴェノムと対峙する敵キャラクターの「ライオット」。ライオットに顔面を剥がれるヴェノム。

「ヴェノム」

コンビニ強盗を捕まえて……

「まずは両手両足を喰ってやる。次に顔を喰いちぎる。手足も顔もないお前は通りに転がるクソだ」と吐き捨てるヴェノム。

「お前は何だ？」という問に対して……

マスクの半分が剥がれ……

「俺たちはヴェノムだ」と、寄生したシンビオートを受け入れたかのような発言をするエディ。

そして次の瞬間バクリ。

唖然として動けない店主に対して……

「奴は俺に寄生してるんだ」と言って去って行くエディでした。

映画「ヴェノム」の日本での公開日は2018年11月2日(金)。最新予告編に合わせて公開された日本版ポスターが以下のもの。

なお、日本語字幕なしの予告編は以下から視聴できます。

VENOM - Official Trailer 2 (HD) - YouTube