靴底などパーツを自由に組み合わせてカスタマイズできるモジュール式の靴「Shooz」

靴底(ソール)と足を包む部分(スキン)をパーツとして自由に選び、ジッパーで合体させることで、1つのソールをカジュアル・スポーツ・ラグジュアリーに対応できるさまざまなデザインに着せ替え可能な靴「Shooz」が登場しました。
ACBC Concept | Shooz footwear
https://www.acbc.com/us_en/
Shooz: The World's First Modular-Tech TRAVEL SHOE by Shooz Ltd — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/642936151/shooz-worlds-first-travel-shoe-modular-and-customi
Shoozがどのようなアイテムなのかは、以下のムービーから確認できます。
Shoozはスキンとソールを組み合わせてカスタマイズできる、モジュール式の靴。

はじめはスキンとソールで別々に分かれているのですが……

ジャケットやバッグのように、ジッパーで合体させることが可能。

ぐいーっとソールの外側を沿うようにジッパーを滑らせると……

さまざまなデザインの靴が完成します。

後ろ部分にはボタンがあり……

最後にポチッととめれば完成。

ソールは5種類、スキンは60種類なので、全部で300通りの靴を作ることができます。

ソールの形は「URBAN」

「RUNNING」

「DRIVE」の3つ。URBANとRUNNINGは黒・白の2色、DRIVEは黒1色で、合計5種類というわけです。

スキンは「CORSA」

「DUILIO」

「MOCASSINO」

「STRINGA」と、ムービーには登場しませんがこのほか「CORSA ECO」「K2」というタイプがあります。

これらを組み合わせることによって、カジュアル・スポーツ・ラグジュアリーなど、さまざまなシーンに対応した靴を作れるわけです。





また、旅行中、いくつも靴を持っていくとかさばってしまうもの。

しかし、Shoozの場合、スキンパックにスキンを固定すれば……


複数の靴を持っていってもあまりかさばりません。

バッグにすっぽり入ります。

この特徴は、旅行中のみならず、普段使いでも便利さを発揮します。仕事中は革靴タイプのShoozを履いておき、会社から帰る時にはランニングタイプのスキンを取り出し……

さくっと履き替え。ジムに通う人も、余分な荷物が減らせてかなりお役立ちです。

Shoozはイタリア製で、イタリアのドレスシューズと同程度の高い品質を誇っているとのこと。

ジッパーは防水性あり。

インソールは衝撃を吸収するようになっており……

柔軟性があります。

スキンの皮はイタリアンレザー製。

ファブリックのスキンはバイオコットンを使用しています。

また、研究から靴のソールの製造にはカーボンフットプリントを大量に生み出すとされており、1つのソールと複数のスキンを組み合わせることで、カーボンフットプリントを減らせるとのこと。

Shoozは公式サイトからカスタマイズ可能です。
ACBC Concept | Shooz footwear
https://www.acbc.com/us_en/
上記のサイトにアクセスし、「3D CONFIGURATOR」をクリック。

すると、こんな感じの画面が現れます。

まず靴のサイズを選択。今回は日本の26cmにあたる「EU 42 US 10/8.5」を選択しました。

最初にスキンを選択します。スキンの種類は「STRINGA」「MOCASSINO」「DUILIO」「CORSA」「CORSA ECO」「K2」の6種類。レースアップタイプの「STRINGA」を選んでみると……

ファブリックかレザーか、という素材や、色柄などを選べるようになっていました。デフォルトでは紺色のレザーが表示されています。

スニーカーっぽい黄緑×黒のファブリックを選ぶと、雰囲気ががらりと変わりました。

オレンジ・黄色・青の組み合わせの柄物もあります。

さらにスリッポンタイプの「MOCASSINO」を選択。これも素材や色柄を選択可能。

紳士っぽい雰囲気のウィングチップ「DUILIO」はレザーのみで、色は3色から選べます。

「CORSA」はランニングシューズタイプ。ファブリックを3色から選べます。

「CORSA ECO」は2色。

レザーとファブリックを組み合わせた「K2」も2色から選べました。

STRINGAの赤を選択し、今度はソールを選んでいきます。

ソールは「RUNNING」「URBAN」「DRIVE」の3つから選べます。RUNNINGを選択。白だとこんな感じですが……

黒いソールを選ぶと雰囲気が変わります。

URBANは白・黒2種類。

DRIVEは黒1種類。欲しいパーツが決まったら「ADD THIS SOLE TO CART」をクリックします。

Shoozの価格はどのパーツを選ぶで変化しますが、画面右側に表示されたカートの内容によると、今回はDRIVEのソール55ドル(約5900円)、STRINGAのスキンが45ドル(約4800円)で、計100ドル(約1万1000円)です。また、カスタマイズ用のスキンを追加注文することもできるので、「Get extra skins」をクリック。

こんな感じで、スキン単品を注文できるようになっていました。価格は55ドルから85ドル(約9100円)まで、モノによって差があります。

また、最初から組み合わされた状態の靴も販売されています。ここには3D CONFIGURATORにはなかった種類のスキンもありました。

なお、日本への送料は1足あたり9.9ドル(約1100円)となっています。
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