ポケモンGOシカゴイベントレポート、何が起きたのかを現地ムービーで振り返るまとめ

サービススタートから1周年を迎えたポケモンGOのリアルイベント「Pokémon GO Fest」がアメリカ・シカゴで開催され、これを皮切りに日本でも伝説のポケモンが登場しています。伝説のポケモンの登場で街にポケモントレーナーたちが帰ってきたとも言われていますが、最初に伝説のポケモンが出現するはずだったPokémon GO Festの会場は大変なことになっていたそうで、その様子をまとめたレポートムービーが公開されています。
We went to the 'Pokémon GO Fest' in Chicago — here's what it was like - YouTube

「我々はこの瞬間を6か月探し求めてきた」

「今日が素晴らしい日になるよう幸運を祈っているよ」と語るのは、ポケモンGOの開発・運営を行うNianticのジョン・ハンケ氏。

しかし、イベントに登場したハンケ氏にはブーイングが浴びせられ……

「ゲームを直せ!ゲームを直せ!」

「プレイできないぞ!プレイできないぞ!」の大合唱。一体イベントで何が起きたというのでしょうか……?

「もし、君がポケモンGOは流行していたものと考えているなら、それは間違っているよ!そんなわけで、我々がやってきたのはシカゴのグランドパーク」

「ここには約2万人ものポケモンGOプレイヤーが押し寄せています」

「その理由は、超レアなポケモンや伝説のポケモンがゲットできるから」

「1周年を祝うにはこのようなイベントが完璧な方法だと思う」とポケモンGOのサービス開始1周年記念に開催されたイベントについて語るハンケ氏。

そして、そのイベントの早期入場券を持っている人たちによる長蛇の列。朝の6時の時点でこの列の長さ、というのは恐るべき。

一般入場者は別に並んでおり……

公園のオープン時間は朝の9時だったのですが、そのほとんどは3時間後まで入場することができなかったそうです。

入場の際は特別なメダルとQRコードがもらえ……

イベントに参加するにはこれをポケストップでスキャンする必要があるとのこと。

というわけで、イベント開始から10分後の時点がこれ。

南アフリカ限定だったヘラクロスが出現しています。

さっそくヘラクロスをゲットして大喜びのトレーナーたち。


公園内のさまざまな場所にポケモンが出現しまくっていた模様。

ここはイベントのメインステージで、アナウンスやアップデート内容などが発表されます。

DJが1日中音楽を流してイベントを盛り上げてくれます。

また、赤・青・黄のチームごとに休憩所も設けられています。

インスティンクト(黄)陣営の休憩用テントでは……

充電しながらポケモンGOをプレイするひとたち。


ミスティック(青)陣営のテント

「ボクはミスティック陣営だ。ここには地域限定ポケモンが出るらしいし、図鑑を埋めるためにも是非捕まえたいね」と語るコイキングのかぶりものをしたおじさん。

ヴァーラー(赤)

ここでもコイキングのかぶりものを発見。

「僕はチーム・ヴァーラーだけど、ロケット団の一員なんだ!だからピカチュウレイドに参加したいね」

「でもこれまでピカチュウのレイドは見たことないんだ」と語る陽気な男性。

スマートフォンの画面を巨大モニターに映し出して……

ポケモンGOをプレイすることも可能。

公園の看板には「ボールで遊んではいけません」と書かれていますが、モンスターボールで遊ぶのはOKだったみたいです。

これはポケモンGOグッズが購入できるショップ。3つの異なるチームのTシャツがゲットできるそうです。

さらにピカチュウと記念撮影できるゾーンもあります。

最初の1時間ほどはイベントも上手く進行していたそうですが……

サーバーとネットワークの問題が発生し、すぐさまゲームをプレイできない人が続出することに。

実際に取材に訪れていたレポーターもポケモンGOがプレイできなくなってしまいます。

「これで今日6回目だ」と嘆きの声。

ポケモンGOをプレイしにきたはずなのにゲームがプレイできない、ということで最初はガラガラだったイベント会場のメインステージ周辺には人だかりが。参加者が2万人というトンデモナイ数になったため、サーバーやネットワークに負荷がかかりすぎて技術的な問題が発生したということのようです。

「約2万人のトレーナーが公園内にいます。そして、我々は世界中に何百万人ものプレイヤーを抱えています。今日は特別で神秘的なチャレンジのために皆さんの力を集結する必要があります」というアナウンス。伝説のポケモンが出現するのでみんなで力を合わせる必要がある、ということのようです。

しかし、実際はアプリがクラッシュしてポケモンGOをプレイできないトレーナーが多数出現。

「私の後ろを見てもらえればわかりますが、いまだに公園に入るための列が外に伸びています。そして、ゲームは朝からクラッシュしっぱなしです。よって、参加者たちは率直に言って、怒り狂っています」

メインステージ上では発表そっちのけでブーイングの嵐

そしてムービー冒頭のハンケ氏がステージに登壇するシーンになります。

ハンケ氏はステージ上から「参加者の皆様には我々がAT&TやSprint、Verizonといった携帯各社と協力して問題に取り組んでいることを理解してもらいたい」と参加者たちに訴えかけます。

レポーターの体感ですが、SprintやT-MobileユーザーはAT&TやVerizonユーザーよりもつながりやすい感じだったそうです。

「Pokémon GO Festは良くも悪くもあったね。もし僕らのスマートフォンが動かなかったら、ここでできることはないね」という参加者の声

ステージ周辺では「プレイできないぞ!」の大合唱。

これに対して運営側がとった対策は、イベントチケットの払戻し。

そして、イベント参加者全員に100ドル(約1万1000円)分のポケコインをプレゼント。

「もはや災害だよ」と語るレポーター。

「伝説のポケモンが登場するとウワサされており、うまくいけば今日の終わりには全ての問題が解決されるかもしれない」

しかし、期待されていた伝説のポケモノはイベントでは登場しませんでした。

その代わりに、イベントに参加した人全員に伝説のポケモンであるルギアがプレゼントされることに。

イベント終了後、ルギアとフリーザーは他の地域同様に出現するようになったそうで、シカゴではなんと捕獲率100%でゲットできたそうです。

よって、シカゴの街を走り回って伝説のポケモンを乱獲する人も。

伝説のポケモンの登場と捕獲率100%という事態は、イベントよりもファンを楽しませる結果となった、とムービーはつづっています。

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