AR(拡張現実)でスーパーマリオの世界と現実を重ねて遊ぶとこんな感じになる

現実空間に3Dホログラムを投影するMicrosoft製ヘッドアップディスプレイ「HoloLens」を用いて、自分がマリオになった気分でスーパーマリオブラザーズの世界を楽しむ人が現れました。
Super Mario Bros Recreated as Life Size Augmented Reality Game - YouTube

スーパーマリオブラザーズをMicrosoftのARヘッドセット「HoloLens」でプレイするだけなら2016年に行った人がいますが、あくまで、「スーパーマリオブラザーズ」や「ドンキーコング」のプレイ画面を壁面に投影しているような感じで、ゲーム画面を真正面からだけではなく横や裏側からも見られるというチャレンジでした。

今回、Abhishek Singh氏が行ったのは、Unity3Dで「スーパーマリオブラザーズ」のワールド1-1を作り、Microsoft HoloLensを着用して自らマリオになって遊ぶという試みです。

HoloLensを装着して、いざチャレンジ。この映像はすべてHoloLensをつけて実際に見えている映像をそのまま録画したもので、後からの加工は行っていないとのこと。

「1 PLAYER GAME」

マリオの視点なので、前方に土管や雲が浮かんでいます。右上のワイプ画面は横から見た姿で、HoloLensで表示されている情報は見えていないので、マリオのコスプレをして不審な動きをしている男性にしか見えません。

ゲームと同様、オブジェクトはある程度近づくと表示されるようになっていて、1体目のクリボーはまるで土管の側面からひねり出されたかのようでした。

頭上に浮かんでいるブロックにパンチを当てるとコインが出現。

そして、迫ってきたクリボーをジャンプして踏みつぶします。

ハテナブロックの中からスーパーキノコを発見し……

獲得。しかし、マリオとは違ってスーパーキノコを取ったからといって巨大にはなりません。

ちょっと横に回るマリオ。一方、クリボーは律儀に土管の間を行ったり来たり。

3つ並んだ土管の先には落ちてはいけない割れ目が。

ここで虚空をパンチし始めるマリオ。

1UPキノコが入った隠しブロックが再現されていました。

しかし、キノコは獲得ならず。

渡った先にはファイアフラワーが。

これでファイアーマリオへとパワーアップ。ファイアボールを打てるようになりましたが、これがなかなか当たりません。

続いてのノコノコは……

踏んで倒し、甲羅をキック。

ちょっと斜めに飛んでいってしまいました。まっすぐ敵に向けて蹴り出すのは難しそう

スターは取り損ねたものの、順調に前進するマリオ。

いよいよゴールの旗が見えてきました。ゲームなら左手側にある階段ブロックを上るところですが、ARでは実際に上ることはできないので、横から直接アプローチ。

旗竿を掴むと、するすると旗が降りてきました。しかし、ゴールしたときのファンファーレが流れません。

城へと進むマリオ。

すると、クリア時に城にはためく星印の旗が用意されていました。

旗を揚げればようやくクリア。花火もあがりました。

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in ソフトウェア, ハードウェア, 動画, ゲーム, Posted by logc_nt
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