10年以上の研究の末に完成した桃屋「トムヤムクンの素」でトムヤムクンや唐揚げを作ってみました

「ごはんですよ!」「味付搾菜」「辛そうで辛くない少し辛いラー油」といった瓶詰めの調味料を販売している桃屋が、10年以上もトムヤムクンの研究を重ねて、日本人に合う味つけを開発したという調味料が「トムヤムクンの素」です。水を加えて好みの具材と煮込むだけで簡単に本格的なトムヤムクンが作れ、唐揚げの味つけなどにも使えるということで、実際に購入して料理を作ってみました。
トムヤムクンの素スペシャルサイト | 桃屋
http://www.momoya.co.jp/tomyamkung/
トムヤムクンの素 | 商品情報 | 桃屋
https://www.momoya.co.jp/products/detail/tomyamkung/
桃屋 トムヤムクンの素は、紫色のラベルが目印。

発酵野菜をベースに、魚介の旨み・柑橘類の酸味・ハーブの香り・唐辛子の辛み・ココナッツミルクのコクを融合させているとのこと。水で薄めて煮込むだけで、世界三大スープのひとつであるトムヤムクンを簡単に作ることが可能で、瓶1本で約4人前のトムヤムクンが作れます。

ラベルにトムヤムクンの作り方が記載されていて、さらに桃屋のスペシャルサイトでもトムヤムクンの素を使ったレシピが掲載されています。

原材料には、白菜・食塩・唐辛子・にんにくを使った桃屋独自の発酵野菜、砂糖、チキン・あさり・えび・ほたてのエキス、ココナッツミルク調整品、魚醤、レモングラス加工品などが使われています。

瓶のキャップは、桃屋の製品でおなじみの赤い桃のマークが書かれたセーフティボタン付きキャップ。

キャップを開けると、タイ料理特有のハーブや香辛料のスパイシーかつ酸味のある香りが漂います。

ソースはドロッと粘度が高く、鮮やかなオレンジ色をしています。そのまま食べてみると、独特の辛みと酸味が強烈で、まさにタイ料理の味そのもの。

というわけで、さっそくトムヤムクンを作ってみます。材料はトムヤムクンの素の他に、有頭えび、マッシュルームやしめじなど好みのキノコ、パクチーを使います。今回は2人分のトムヤムクンを作るため、有頭えびは4尾用意しました。もし有頭えびがない場合は、むきえびを使ってもおいしいトムヤムクンが完成するとのこと。

有頭えびは、殻のまま背中に切れ目を入れて、背わたを取ります。

マッシュルームは厚さ2mmほどの薄さに切り、しめじは石づきを取って小房に分けます。

材料の準備ができたら、トムヤムクンの素を大さじ4杯鍋に入れます。

水を300ml加えて、よく混ぜ合わせます。

鍋に有頭えびを入れて中火にかけます。

沸騰したらキノコを投入。

具材に火が通ったら、火を止めます。

スープを器に盛り、パクチーを散らせば完成。

食べてみると、えびの殻からダシがスープに染み出していて、スパイスの辛さと合わさってコク深い味わいになっています。トムヤムクンやタイ料理に独特のすっぱさが抑えられていて、「うまみのあるピリ辛エビスープ」という感じでクセが少ないので、エスニック料理が苦手な人でも食べられそう。逆に、独特の酸味やハーブのにおいが好きな人は物足りないと感じるかもしれません。

具材にもトムヤムクンの素の味がしっかりとしみこんでいました。

続いてはトムヤムクンピラフを作ってみます。まずはタマネギとピーマンを1cm角にカット。

鶏こま肉は、塩・こしょうを振っておきます。

フライパンにサラダ油を中火で熱し、鶏こま肉を炒めます。

鶏こま肉の色が変わってきたら、タマネギとピーマンに軽く塩・こしょうを加えて炒めます。

ご飯を加えてほぐすように炒めた後、トムヤムクンの素を加え、全体になじむまでよく炒め合わせます。

最後にしょうゆを回し入れて、サッと火を通せば完成。

お皿に盛り付けてみました。見た目はキムチチャーハンかケチャップ味のチキンライスのような感じ。

トムヤムクンの素に入っているスパイスが、しっかりとご飯や具材に絡んでいます。

食べてみると、発酵野菜のうまみが前面に出ていて、後から酸味が追いかけてきます。脂っこくなくあっさりしているので、試食した編集部員からは「やみつきになる味」という感想も出ていました。

最後は「トムヤムクン唐揚げ」を作ってみます。鶏もも肉を2cm角にカット。

ボウルに鶏もも肉・塩・こしょうを加えてよくもみ込み、トムヤムクンの素も加えてさらにもみ込みます。

冷蔵庫で2~3時間程度漬け込んでおきます。

油で揚げる20分前に冷蔵庫から取り出して常温に置いておき、薄力粉を振りかけます。

お肉をしっかりともみ混ぜます。

最初に低温(150~160度)の油で2~3分揚げてから、さらに温度を上げて1分程度揚げればできあがりです。

カラッと揚がりました。

器に盛り付けて完成。

トムヤムクンの素にしっかりと漬け込んでいるので、味の濃い唐揚げに仕上がっています。ただし、トムヤムクンの素の酸味や辛みは揚げる段階でやや飛んでしまっていました。桃屋の瓶入り調味料は、やや塩辛く味つけてご飯に合うように作ってあるものが多く、このトムヤムクン唐揚げもご飯と相性抜群でした。

トムヤムクンの素をつけダレとして使って食べると、スパイシーな風味がプラスされてより濃厚な味わいに変化します。

なお、トムヤムクンの素は、楽天市場では1瓶税込299円で販売されています。
【楽天市場】桃屋 トムヤムクンの素 約4人前 125g 1瓶 277円【 タイ スープの素 】【05P09Jul16】:ホールセール C&Cフジミ
http://item.rakuten.co.jp/fujimi-cc/01181006s/

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in 試食, Posted by darkhorse_log
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