コロコロ回転しながら進んだり水中を泳いだりするプログラミング学習用の球体ロボ「SPRK+」

世界中でプログラミング教育の重要性が叫ばれていますが、プログラミング作業は取っつきにくいため、その「入り口」を広げるためのツールもたくさん開発されています。中でも、スマートフォンやタブレットのアプリを使って操作する球体ロボット「SPRK+」は、愛らしい動きで進み水中を泳ぐこともできるなど、圧倒的な動力性能の高さから、夢中になって遊ぶうちにプログラミングを学習できそうなツールとなっています。
Sphero Education | Learning is evolving. Get on the ball.
http://www.sphero.com/sprk-plus
「SPRK+」がどんなプログラミング学習ツールなのかは、以下のムービーを見ればよく分かります。
SPRK+ - YouTube

「SPRK+」は「好奇心」や……

「発明」

「創造性」を育むツールです。

SPRK+が到着。子どもだけでなくお父さんも興奮気味。

箱から出てきた透明の丸い球体がSPRK+です。専用の充電器に載せると充電でき、連続駆動時間は60分。

SPRK+はジャイロセンサー、加速度センサー、LEDライトを搭載しており、スマートフォンやタブレットのアプリで操縦します。

プログラミングはコード不要。アイコンを並べてプログラムするスタイルで、SPRK+を使えば小さな子どもでもプログラミングを学習できます。

回転しながら秒速2メートルで進んだり、止まったり……

LEDライトを点灯させたりとSPRK+のコミカルな動きは、アプリを使ってすべて自分で演出できるというわけです。

SPRK+の接続にはBluetooth Smartが使われており、約30メートルの範囲で操縦できます。

プールサイドでSPRK+を走らせる少年。

SPRK+がプールに飛び出しました。

しかしSPRK+は防水対応なので問題なし。

UVコーティングされたポリカーボネート製のボディは傷や衝撃にも強いので、場所を選ぶことなく使えます。

アプリでカスタマイズできるため、SPRK+の楽しみ方は十人十色。

迷路を進ませたり……

ボーリングをしたり……


システムに組み込んでギアを動かす動力源にしたり……

ボートレースをしたりなど、使い方はアイデア次第です。

SPRK+は2015年に発売されたSPRKの改良版で、ボディが透明になり、LEDライトを点灯させられるようになりました。SPRK+をプログラムするアプリはAndroid・iOS・AmazonAppsに対応しており、難しくとっつきにくいプログラミングを未経験の子どもでもできるようにという点に主眼を置いて開発されています。

SPRK+は以下の公式サイトで129.99ドル(約1万4000円)で販売中です。
SPRK+ – Sphero Store
http://store.sphero.com/products/sprk-plus

なお、SPRK+を作ったSpheroは、スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒で登場した新ドロイド「BB-8」のトイラジコンを作ったことでも有名です。
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