試食

クラシック音楽が流れプレハブで営業する沖縄そば店「淡すい」に行ってきた


沖縄そばは、かんすいの代わりに灰汁を使ったやや太めのモチモチとした麺を使用し、豚や魚介の味がするスープが特徴の麺料理です。沖縄そばのほとんどのお店は太麺ですが、そんな中珍しい中細の麺を使う沖縄そばのお店が糸満市にある「淡すい(たんすい)」です。器までもこだわった沖縄そばが食べられるとのことで、お店に行ってきました

住所は「沖縄県糸満市武富603−1」で那覇空港から車で25分ほど。


プレハブでできたお店の前に到着。


この看板が目印。


開店時間は11時ですが、のれんがかからなかったので店内に入りお店の人に聞いて見ると「まだ仕込み中なのでお店の中で待って下さい」と言われました。店内は座敷席があります。


テーブル席も用意されていました。カウンター席は無く、家族連れが来店しやすいようになっています。店内にはクラシック音楽が流れているのも特徴の1つ。


「淡すい」という店名の語源は、荘子の言葉から付けたとのこと。


自家製のこーれーぐすも店内に置いてありました。


テーブルには食材などへのこだわりが書かれた紙が置かれています。器には遠赤外線シリカ波動セラミック(?)を使い、化学調味料を使わずに選び抜いた天然の素材を使用しているとのこと。


メニューはすば(沖縄そば)大盛り、大、小・ソーキすば・じゅうしい・ビール(ビン生)。今回はソーキすば(税込750円)とじゅうしい(税込230円)を注文してみます。


仕込みなどが長引いていたこともあり、待つこと10分ほどでソーキすばとじゅうしいが到着。


ソーキすばは沖縄そばにのる豚の三枚肉の代わりに、煮込んだソーキ(軟骨)が載るメニュー。


器は黒く独特の光沢があり、高級そうな雰囲気。


中央には青ねぎ。


ソーキは軟骨の周りの肉で、沖縄ではよく食べられる料理。


スープは澄んでおり、脂が少し浮いています。麺は沖縄そばでは細いほうと言えそう。


まず麺から食べてみると、沖縄そば独特のモチモチ感は強くはないものの、しっかりとコシがありグッド。スープは他の沖縄そば店に比べると魚介類の味が強いのが特徴ですが、豚などの動物系の味も感じられる優しい味に仕上がっており、老若男女問わず好まれそうです。


ソーキは箸で軟骨と肉が簡単に外せるほど柔らかいのが特徴。


肉はかなり軟らかく煮込まれているものの、しっかりと旨味が残っておりいい感じ。スープに比べると、ソーキには脂身も付いており少しコッテリとした印象です。


ある程度食べたら自家製のこーれーぐすをスープに入れてみます。


他のお店のこーれーぐすに比べ、辛味はそこまで強くないものの泡盛の旨味が強く、スープに入れると一味違った味わいになります。辛味が苦手でなければ途中で味に変化を付けるために入れても良さそう。


じゅうしいは沖縄風の炊き込みごはんで、色はほんのり茶色。


青ねぎ・しいたけ・にんじん・ごぼうなどが入っています。


食べてみると、昆布や魚介類の旨味・野菜の旨味が感じられ、本州で食べるかやくごはんに近いイメージ。豚などが入っていないので、油っぽくなく、かなりさっぱりしたタイプのじゅうしいと言えそうです。


淡すいは水曜日が定休日で、営業時間は11時から16時までで売り切れ次第終了となっています。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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