IKEAがこの夏オススメするスウェーデンの伝統食材・ザリガニ試食レビュー

埼玉県のIKEA 新三郷にて行われたプレスカンファレンスでスウェーデン料理を振る舞われる場面があったのですが、そこには見慣れた料理のほかに、山と盛られた茹でザリガニがありました。なおかつIKEAのスタッフが全力でプッシュしているメニューだったので、かなり驚いたのですが1匹食べてみました。
普段IKEAのレストランでザリガニは提供していないのですが、この夏は特別に、一般の人向けにザリガニパーティーを開くということです。今回の試食では一足先にザリガニを食べることができたわけですが、果たしてどんな味なのでしょうか。
IKEAスタッフによるザリガニの食べ方紹介や実際に食べてみた様子は以下から。スウェーデン料理が振る舞われた懇親会の会場に到着。さっそく目に入ったのはものすごい量のタルト。経路の一番最初にデザートがあったのにはびっくり。

カトラリーやお皿を取って進みます。

ミネラルウォーターやリンゴンベリージュース、ビール、ノンアルコールビールなどよりどりみどり。

手前のテーブル1つがメニュー全種類。奥にも料理が並べられていますが内容は同じです。

おなじみIKEAのミートボール

パンもずらり。

スモークサーモンにはディルソースをかけて食べます。これは行きのバス車中で食べた特製ランチボックスにもあったメニューですね。

そして……これは……。

事前説明はなかったので、一瞬エビではないかと思ったのですが、やはりザリガニのようです。

ザリガニは毎年8月8日に漁が解禁される夏の風物詩ということで、短い夏を楽しみにしているスウェーデンの人々にとってはかなりテンションの上がる食材だということ。そんな気分を代弁しているのか、ノリノリの様子で外国人スタッフの方がザリガニの食べ方を説明してくれました。手に持って、半分に折って身を取り出すのはエビの食べ方と同じです。

ほうら簡単さ、と言わんばかりの表情。頭の中に入っているミソもおいしいので「ソバの要領で、ズズーッと音を立ててすすってね!」と言っていました。

スタッフの方がつけていた、ザリガニ柄の三角帽とナプキンは席にセッティングされていました。ザリガニパーティーにはこういうアイテムが必須ということでしょうか。しかし、ザリガニのイラストが描かれたものを身につけてザリガニを食べるというのはなかなかすごい光景だと思えないこともありません……

この1匹を皿に取り分けるのにかなりの勇気を要した気がします。山と盛られている時よりも、よけいにエビとの形状の違いというか、ザリガニらしさが強調されます。

身を取り出してみました。食べてみると、身はかなり締まった感じで、塩味がよく効いています。茹でるときに香草のディルを入れているためか、食材の生臭さはまったく感じませんでした。エビと同じような味がすると思っていたのですが、それよりもやや淡泊な味わいであるように感じました。

ここに入っている味噌もすすってみました。エビの味噌とはまた違った、これもまたややあっさり目の味わい。今まで食べたことがありそうでない味のする、不思議な食材です。

ごちそうさまでした。

塩味が効いていてビールがすすむのか、お酒と一緒に楽しんでいる人も多く見受けられました。地方によって時期は異なるそうなのですが、この夏IKEAにて一般向けにザリガニが食べられるパーティーが行われるということなので、気になる人は最寄りのIKEAの情報をチェックしてみてもいいかもしれません。

・つづき
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